すべての人が創造性を持っている
こんばんは マルベリーです!
今日は、#読書の秋2022 ということで、本の紹介と感想に挑戦します!!
こころの処方箋(河合隼雄著)
とても有名な本なので、読まれた方もいらっしゃると思います。私が最初にこの本を読んだのは10年ほど前でしょうか。(平成25年6月5日 41刷ですから、おそらくそうでしょう。)10年ほど前といえば、私もまだ、子どもと一緒に書店に時々行っていました。当時は、本をネットで買うなんてしてなかったですし、書店に行って、何気なく手に取って、帯に惹かれたのでしょうか、それで購入したかもしれませんが、正直憶えていません。
この本も、先日記事にした「西の魔女が死んだ」に次いで、よく読んだ本だと思います。
最初に、著者の河合隼雄先生を正確に紹介したいので、引用してみます。
この本の構成は、全部で55章です。先ほど写真で見ていただいた佐渡裕さんの「ワタシの一行」として紹介されている「ふたつよいことさてないものよ」のような一行が55個あって、各章になっています。それぞれの章を別々に読めますし、おそらく佐渡さんのように、読者の方はそれぞれ、気になる章、お好きな章を「ワタシの一行」にされているのではないかなと思います。ちなみに、今回改めて読書する前の、10年位若かった私にとっての一行は、この2つになるのかなと思います。(番号は、章の番号です。)
14 やりたいことは、まずやってみる
48 羨ましかったら何かやってみる
私も、ずっとこの2つということではなくて、自分が悩んでいることや、興味や関心を持っていることは、日々変わりますから、読む時どきによって、「ワタシの一行」は変わります。
今回の投稿に向けて改めて読み直すと、これまであまり気にならなかった「すべての人が創造性を持っている」 という最後の章(55章)が気になりました。(今回の記事名は、これにしています)
すべての人が創造性を持っている
河合先生のご経験から言えることのひとつが「すべての人が創造性を持っている」ということなんだそうです。先生は、この創造性について
「当人が創り出した」という実感を持てるようなことが生まれてくる、という点で創造性と言っている と述べられています。引用してみます。
人は、創造の種子を持っている。「なるほど、そうだなぁ」と頷いて読み進めました。
これを読んでの感想を自分の言葉で、簡潔にまとめてみます。
人は、誰でも創造の種を持ち、それぞれが創造の種を育て、固有の人生を創造していく(人は固有な存在であり、固有の人生を創造する)。
人生の創造(=生き方)においては、私が生きたという実感を持つことで、それぞれが主体的な人として、生きる意味を実感する。
とても深くて、いいなぁと思って読みました。最近noteでいろいろな方の「創造」に感銘を受けているから、「創造」が気になったのでしょうか…。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
また読書してみたくなりました。
それではまた。
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