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こどもに夜の読み聞かせしたくて、買った本3冊

noteを一年頑張ってみるなら、憧れの「書評する人」に手を出してみようと思っている者です。

ぼくは、2児の父親で、長男は2023年1月時点で小学1年生になります。寝る前の読み聞かせをしていて、ちょっと前までは絵本でないと見向きしてくれない印象でした。しかし、気付くとプログラミングについての本を長いこと眺めていたり、家にある漫画(ワンピース)を45巻まで一人で読んでいたりと、「おやおや少し舐めていたかも」と思い直させられています。

この記事では、そんな最近の思いから息子の反応を楽しみにしつつ読み聞かせしたいと思った/思っている書籍を3つ紹介してみようと思います。

1. こどもサピエンス史

これは、最近こどもと一緒に読みはじめた本です。

232ページあるのでこどもにとっては大ボリュームの本ですが、一夜30分くらいのペースで読み進めています。

現在、第一章の"ホモ・サピエンスが天下を取ったくらい"まで読みました。およそ5夜ほどですが、飽きずに読み聞かせを楽しみにしてくれています。
ホモ・サピエンスが他のホモ族を滅ぼすところから嫌悪感に繋がるかなと思ったのですが、息子なりに咀嚼して楽しんでいました。
「ホモ・サピエンスがアフリカから、海を渡ってオーストラリアへ」みたいなくだりでは、一緒に世界地図でルートを確認したりなどして、ぼくも楽しかったです。

親目線では、原書のサピエンス全史に劣らず内容の濃い本だと感じました。本が苦手な大人が楽しめそうなくらいには、難しい印象です。ぎっしりと内容が詰まっているので、好奇心旺盛なこどもであれば、人を選ばず楽しめるんじゃないでしょうか。

この本が「このレベルの本は理解できる」と読み聞かせの指標になっています。この後、革命や宗教と内容が小難しくなっていくのですが、どのあたりまで息子が楽しめるのかが楽しみです。

2. いつか家族でやりたい99の楽しいことリスト

これは、去年の年末に息子と読み切った本です。

家の中でちゃんとライトを消して、コーラやポップコーンを用意して、安いプロジェクターで映画を見る『おうち映画館』。後部座席を倒して子供が濡れる様に改造し、夜のうちに車で目的地に向かう『夜に出発』
そんな感じの、素朴だけどひと手間が効いているアクティビティがイラスト付きで1ページで1つ紹介されています。

最初は「つまらなそう」という評価でしたが、読み始めたら食いついて一夜で読み切ってしまいました。タイトルだけで飛ばしてしまうページ、テキストまでじっくりと読み込むページと、こどもなり緩急付けて読めるのでだいぶ楽しめたようです。

要は、読み手に対して丁寧かつ簡潔に、イラストとテキストで99の企画を提案をしてくれる本であり、息子の提案力的なものが育てばなという意図で手に取りました。また「こんな遊びも、工夫によってより楽しくなるのか」と気付きを得てくれたら嬉しいとも思っていました。その効果はあったように思いますが、なにより家族で楽しめる本なのでオススメです。

この本の中でも推奨されている読み方で、「ランダムにページを開けて出てきたアイデアを、今日やってみる」というものがあり、実行は数日後になりましたがやってみたアイデアもありました。とても楽しかった。引き続き、今年も我が家で活躍する本になる予感がしています。

3. 眠れなくなる宇宙のはなし

これは、これから読もうと思っている本です。

『眠れなくなる宇宙のはなし』という本が、大学時代に出会い、いまだに本棚に置いてあるくらい個人的に好きな本です。常識・知識が時代々々で更新されていく歴史スペクタクル感がたまらない内容となっています。最近になって、『絵本 眠れなくなる宇宙のはなし』があると知り即買いしたのですが、これは買ってすぐに息子に一人で読破されてしまいました。

なので、36ページの絵本の方ではなく、283ページある『眠れなくなる宇宙のはなし』の方に息子とチャレンジしてみようかと目論んでいます。息子がこちらにも興味持ってくれたら嬉しいですね。

さいごに

こどもの成長は早い。聞く話によると、小学3年生になった頃には、親とこどもで共有できる時間の9割ほどが終わってしまうのだとか。そう思うと、"長男とのこの2023年"は結構大事っぽいです。

親からの押し付けにならない程度に、こどもを導いてあげられたらいいなと思います。


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