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ロゴデザインと、開業支援の考え

ぼくがやっているお仕事の紹介です。
株式会社KOZAKIAKUさんが運営されている『コレデ』という事業に関わっています。

『コレデ』は、「リアルタイムデザイン」という手法でスピーディに、業界的には比較的安価で、クオリティの高いロゴデザイン制作するサービスとなっています。

ぼくは、「コレデのロゴデザイナー」と「サービスの開発」の立場でお手伝いさせていただいています。

https://www.corede.design/

この記事では、「ぼく視点の非公式な『コレデ』の紹介」と、事業に携わる中で感じている「事業開業時の支援」について言語化してみようかなと思います。


コレデ


リアルタイムデザイン

『コレデ』の最大の特徴は、「リアルタイムデザイン」という手法です。
2時間の時間をとって、クライアント、アドバイザー、デザイナーの3者で対話行いながら、クライアントの目の前でラフスケッチからロゴデザイン制作までを行います。かなり濃縮された時間になるため、ミーティング参加者全員がヒヤヒヤするタイミングもありますが、クライアントの意向を直接的に汲み取ったロゴデザインを生み出すことができます

この手法を取ることで、デザイン案の展開を省略ができて、結果的に短納期・安価を実現することができています。表現の幅はある程度限られてしまうのですが、「清書」という工程によってクオリティを担保しています。

https://www.corede.design/whats


ロゴデザインを核としたブランディング

『コレデ』は、ロゴデザイン制作後の体制も手厚いです。

「ブランディングの中核であるロゴデザインをつくる」「制作のタイミングでさまざまな想いを話せていること」この2つがあることで、名刺・パンフレット・WEBサイトなど、その後の展開もスムーズに行うことができます


コーチングっぽさのあるロゴデザイン制作

これはぼく視点の『コレデ』の印象ですが、

『コレデ』は、デザイン制作でありながら非常にコーチング的な性質を持つサービスだと思っています。

2時間のロゴデザインの時間の中で、アドバイザーからクライアントへさまざまな質問を行います。それが自分の仕事を言語化する機会となって、想いがより明確なものになったり、考えが及んでいない部分に気づいたりと、クライアントさんに様々な気付きが発生します。

クライアントが複数の場合には、参加メンバーの想いを統合する場としても機能します。

ロゴデザイン制作における質問は、かたちを問うものが多いです。
「あなたのブランドのイメージカラーはなんでしょう?」
「あなたのブランドは、ゴシック体?明朝体?」
これは普通の場合、デザイナーが考えてクライアントの提案するものですが、この質問に向き合うことで新鮮に自分のブランドを見つめることができるようになります。通常のコーチングの中では現れにくい質問と対峙できるのも魅力のひとつです。


事業開業時の支援


ここからは、『コレデ』に関わる中で感じる「事業開業時の支援」について個人的な気持ちの言語化です。


デザインは後回しになりがち

『コレデ』は、「短納期・安価であること」「株式会社KOZAKIKAKUさんの本拠地が町田のコワーキングスペースにあること」が影響してか、相模原・町田エリアの個人事業主・フリーランスをお客さんとして接することが多いです。

その中で感じるのは、『コレデ』と経て、デザインの価値を再発見するクライアントに出会うことが多い、ということです。
依頼の時点で、デザインに対してそれほど高い価値を感じていない方は多くいらっしゃいます。

「まずは、ある程度のものがあればいい」と考えている方が、体感的には大半を占めているように感じます。たしかに、開業まもない時点では合理的な考えではあると思います。

昨今、ロゴデザインは手に入りやすくなりました。副業でデザインをしている優秀なデザイナーさんも多くいらっしゃいます。WEBサイトで大量のロゴデザインの中から選んで購入することも簡単ですし、これからAIによってオリジナル且つクオリティの高いロゴデザインも手に入りやすくなるでしょう。デザインのクオリティで競うのが難しくなっていく中で、ますます「ロゴデザイン(など)にお金をかけるなんて」というバイアスは強くなると思います。


魂のこもり具合

それゆえ、ロゴデザインに大事なことは「クオリティの高さ」ではなく「魂のこもり具合」になるんじゃないかと個人的に考えています。

『コレデ』は、先で触れたようにコーチングっぽい性質を持っています。
結果的に、出来上がったロゴデザインを誇れるようになり、ブランドを自分の言葉で語ることができるようになります。それは、ブランド推進の追い風になると思います。

この「出来上がったロゴデザインを誇れるようになる」「ブランドを語れるようになる」という体験を獲得したクライアントさんには、デザインの価値を見直してもらえている気がします。

これは、選択して購入する、AIでは獲得しにくいことです。
これは自分でつくったロゴデザインです、と言えること
これが、ぼくの思う『コレデ』最大の魅力です。


ちなみに


KOZAKIAKUさんのWEBが最近リニューアルされました。

その中で会社のコンセプトを一本の動画にまとめられているのですが、そこにロゴデザイナーとして出演させていただきました。
とても嬉しかったので、動画を貼っておきたいと思います。


さいごに


自分のお仕事の紹介をしようと思った時、言語化するハードルが低いので、どうしても個人活動として取り組む案件が多くなってしまいます。
本業デスケルのメンバーに怒られるんじゃないかとビクビクしています。

副業の個人屋号「first follower」は、「なにかを始めようとしている人がいた時に、最初の支援者になりたい」という気持ちで決めた屋号名なのですが、この気持ちと『コレデ』の考え方がものすごく近かった。「どうにか、関わらせてください」と自分発信で頼みこむところから始まったお仕事なので、言葉にしやすいところがあります。

とはいえ、デスケルのお仕事もなんらか言葉にしてみたい。
デスケルの仕事も面白いものが多いので、興味を持っていただけるなら、本サイトの実績紹介やnoteも是非見てみてください。

自分のnoteでも、自分のお仕事について言語化をしたいと思っています。
すぐに「この仕事なんでやってるんだっけ?」なんて弱い気持ちになってしまったりします。改めて仕事に向き合ってみるのは、今の自分には大切です。


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