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ちなみに自分は女性大好き人間ですよ

こういうタイトルで、何をこいつは書いてんだ?と思われた方、これは文章を読んでもらえたらわかると思います。

ダンス、とくにクラシックバレエと聞くと皆さんはどういう印象を持ちますか?

今でこそダンスが学校の授業に入ってきたり、ヒップホップ系統、そしてテレビの番組でもダンスの大会があったりとしますが、いまだにバレエと聞くとつま先の痛くなる靴を履いて、女の子がチュチュというキラキラした衣装に身を包んできらびやかに踊ると普通では思うのではないでしょうか?

これは、時代が変わっても思い込みは変わってなんじゃないかな?特に男の子が「バレエ」をやる、やっていると聞くとどう思いますか?

大抵の人の答えは、「ゲイなの?」です。

脚にピッタリフィットするタイツを履き、女の子に密着し、柔らかい体をしなやかに使って動く。そんな状態なのに、本能であるあそこは、ぼっきしないのはなぜ?やっぱそういう行動ができるのって、ホモなの?

特にティーンの年代になるときに散々言われた悪口です。しかもタイツを履くから勿論下着もTバックです。

時代は変われど偏見は変わらないもの。悪口は、見つければ言いたい放題。自分も子供の頃には散々言われました。

でも考えてみてください。女の子と一緒に汗をかいて一緒の空間にいるんですよ?羨ましくないですか?皆さん

しかも可愛い子もたくさんいますよ?男の子の皆、周りに何を言われても大丈夫。君だけが知れる世界がここにもあるんだから。

とまあ、こういう馬鹿らしい偏見は置いておいて。バレエやダンスについてもう一つ。

ダンス全般に言えると思うのですが、はっきり言って身体面に置いては高度なスポーツです。体全体をかなりきつく酷使し、筋力を向上させながらしかも柔らかくなくてはいけない。これはただ一部を動かせばいいなんていう話ではありません。だからこそ、今でいう、コアな場所も鍛えられるんだと思ってます。

ダンスを偏見で考えている医者や整体などにいくと、体を解して欲しいというと、ダンスしてるだけでしょ?と言われます。本当にやめてあげて欲しい。

そして芸術面でも、リズムを体に取り入れ、そして崩すこともできなければいけない能力。体だけで表現するという体現語。舞台で表情なんて見えません、大抵は。それを速度やミクロの動きで表していく体の表情の豊かさが鍵となってくる。

そして最後に、公衆の面前で自分を曝け出す勇気と素直さ。これらもみていてすぐにわかるので、精神面でもその人がどういう人なのかがすぐに動きに出てきてしまいます。

ダンスは今だに職業とは見てとられない場合が多い。どこの国に行っても、劇場の最下層の位置付けをされているのがダンス、ダンサーです。

でも、その本質を見てあげてください。もしもダンスを習いたいという人、子供がいたら、職業なんちゃらよりもいい経験を積めると思わせてあげて欲しい。

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