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これができれば、なんでもできるんじゃね?

皆さん、読みものはどういうものを選びますか?現実を言われるものがいいですか?それとも夢があるものがいいですか?

例えば、「こうすれば全て可能になる。」「これをすれば絶対にモテる。」「これだけの時間でお金持ちになれる。」ってな押し売りみたいな夢話がいいですか?

それとも例えば、「こうすればよくなるかもしれませんが、相当辛いです。ですが、もしかしたらその先には…」 「フラれるのは次の出会いのフラグです…」「 最初は我慢が大事、お金はその次…」 みたいな誰でもそれができたら良くなんだよ!がいいですか?

自分はどっちもいいと思います。成功者の話はそれに肖りたい感情があるし、努力本は何か奮い立たせるものがありそうだから読むんだろうし。でも大抵は自分の現状と違うっていう理由で結局は何もできない。信者になる人は多いけど、仏陀になろうという人は少ない。みたいなものでしょうか。

でも、夢は現実がなければないのと一緒で、現実は夢がなくても存在するから、どちらかというと現実に目を向ける様に努力はしたい感じですかね。


さて、これは自分の「夢の話」です。フランスに行く前の2年間で行った事は、その女性と付き合いたいという夢の話でした。が、現実でまず自分に目を向けなければいけませんでした。

それまでに何が足りなかったのかなどは(多過ぎ)はちょるとして、今回は前に書いた「今回これができれば次はなんでもできると信じる」という夢の話を書いていきます。と、詳細を書く前に付け加えるのは、才能は人それぞれだということ。正解も答えも悩んだ数だけあると。


さて、ダンサーはごりごりのまっちょでもがりがりの骨キングでもダメだと思う。舞台で1時間以上踊り続ける体力は必要だし、表現するのに必要な精神も必要、他人を持ち上げたり引っ張ったりと筋肉も必要だし、身体を柔らかく動かす柔軟性も必要。

ダンサーは芸術性『演技、表現、調和』などに加え、運動性『スポーツ、取り組み、緊張と緩和』などを巧く混ぜ合わせながら舞台に立ちます。


そこで自分で向こう見ず(少々無茶だと他人から思われても自分で作ったんだからOKと腹を括り)なスケジュールを組み、それだけにまずは1ヶ月だけ打ち込みます。これは何があっても変更してはいけません。長い目で人生を見るならちょっとはそういう時期を作りましょう。

その時に邪魔になるものは排除します。例で書くと、彼女、彼氏は作らない。ギャンブルや遊びに走らない。飲みに行かない、パーティはしない。まずは一般的に見て面白くない人間になります。

その間、自分で決めたスケジュールをただただ無心でやりましょう。例を挙げると、毎日疲れる筋トレを毎日のダンスの仕事の間に入れ、それを回復するためにマッサージとストレッチをし、酒を飲まずに瞑想し、呼吸を正し、よく睡眠をとる。これを1ヶ月してみてください。

さらに疲れたなどと言い訳を作らずにダンスに取り組み(精神も強化)、正しく料理して栄養をとる。これが現実の話です。はっきり言って近隣の人には、あいつどうしたんだ?と思われます。


そして、1ヶ月できたら、こう自分に言ってください。「1ヶ月できたら1年はできる」と。そしたら最低1年は続けてみてください。慣れてきているので、スケジュールを強化しながら。その時になって初めてから6ヶ月ほどで、周りはその自分を受け止めてくれます。

辛いのはそこです(認められれば気が緩む)が、それでも1年は続ければ、夢の「これができればなんでもできるんじゃね?」のスタート地点にたてます。


フランスに行く2年前、狙っていた女性には結局ふられましたが、1年続けて彼女ができました。ダンスのソロパートももらえました。次に行くことになるカンパニーへの道も自然とできました。

夢は現実があるからこそ人生の先に存在してくれる。夢だけを見ていると、何も手付かずのままで終わってしまうことが多いのではないでしょうか。


夢の為の挑戦は自分が創るべきです。創作は何も芸術作品を作っているすごい人の特権ではない。料理するのも創作、服選びでコーディネートも創作、家具を選んで自分の部屋を作るのも創作。

なんでもいいから夢は見たいですよね。何か続けて行くと、持続力が指し示してくれるのは、その世界で生き残る為の鍵になのでは?

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