mukenai

二十歳で手術せず、器具も使わず、自力で真性包茎を脱却しました。そして手術でズル剥けにな…

mukenai

二十歳で手術せず、器具も使わず、自力で真性包茎を脱却しました。そして手術でズル剥けになりました。そんな自分の数々の体験談、そして思うところをお伝えできれば良いなと思っています。

最近の記事

下半身のサイズを測る時は立ち上がって

男なら誰しも、自分のペニスのサイズを測ったことがある・・・はずです。もしペニスのサイズがベルカーブのような分布ならば(そしておそらくそうだと思います)、中央値近辺の人は自分は平均と比べてどうなんだと気にするだろうし、小さい人も自分の立ち位置が気になってしまう。逆に大きい人も、それはそれで測ってしまうだろうから、結局のところ、大多数の人は自分のペニスのサイズを測ったことがあるのだと思います。もちろん、自分もです。 でもここで致命的な問題があって、正しいペニスの測り方というのは

    • どこにも行けなかった恋人たち

       社会人になってから付き合った子の話。二十歳過ぎて2人目に付き合った人の話です。あらゆる分岐点でほぼ全て悪い方を選んでしまったのか、あるいは最初から結ばれる運命になかったのか、ものの半年弱で別れることになってしまいました。お互い決定的に何かが欠けていて、あの時間は一体何だったのだろうなと、今でもたまにふと思ったりもします。  働き始めて職場の同僚・先輩にたまに合コンに誘われるようになり、彼女とも合コンで知り合いました。お互いほとんど話さず、連絡先交換をすることもなく解散した

      • 病院での羞恥

         30越えて包皮に謎の傷ができてしまったときの話です。最初泌尿器科で診てもらったのですが、皮膚科に行くよう指示されたので、後日近くの皮膚科に行ってみると、女性医師でした。皮膚科医って女性が多いですよね。男性医師を探すのが難しい。その皮膚科医は、年齢はおそらく30半ば、白衣の下に着てるインナーの胸元が大きく空いていて、ほんの少しだけ胸のふくらみが見えていたのが印象的でした。  思っていたよりも若い先生だったことに一瞬狼狽えたのですが「言いにくいのですが包皮に傷ができてしまい治

        • 精通の思い出

           小学校高学年、あるいは中学の時保健体育の授業で、女子には生理があり、男子には精通があると習いました。でも今考えると、両者は全然違いますよね。前者が体のメカニズム的な話で、成長に伴って女性なら(基本的には)誰でもあることに対し、後者の精通はなんだかボヤッとしている。どういうメカニズムで精通が起こるか当時はよく分からないし、精通が夢精の人もマスターベーションの人も、はたまた偶発的な人もいる。女性の初潮/生理はある意味体が妊娠できるというサインなのに対し、男性の精通は必ずしもそう

        下半身のサイズを測る時は立ち上がって

          念願の夢精

           小学生高学年の男の子が夢精してしまい、自分は病気なのかと悩むというシチュエーションは定番ですよね。世代的に古くて申し訳ないけど、有名なのは『赤ちゃんと僕』。少女漫画にも関わらず、しかも主人公(母親がおらず、赤ん坊の弟の面倒を見ている小学生)ですらないのに、夢精エピソードを描くと言う、ある意味伝説的な漫画。  そんな少年から青年への通過儀礼的に認識されている夢精ですが、私は大人になるまでしたことがありませんでした。マスターベーションを覚えたのは中学2年生に成り立ての頃で、そ

          念願の夢精

          修学旅行の入浴は下着で

           中学3年生の修学旅行は奈良・京都に行ったのですが、ふと下着で大浴場に入ってきた人たちがいたことを思い出しました。今はそんなことする人いないと思いますが、当時は同性のクラスメートの前で下着になることすら躊躇われた時代でした。私たちの時代はボクサーブリーフなど無く、中学でも半数ぐらいの人が白ブリーフで、それを見られたくないから制服の下に短パンを穿いたりしてたのです。そんな時代のお話です。  今思えば中学生というのは非常に多感な時期、第二次性徴で自分の体に変化が出始め、しかもそ

          修学旅行の入浴は下着で

          包茎手術後の世界詳細

           この記事で書いたとおり、私は手術によって包皮の切除を行い亀頭が常時露出するようになりました。仮性包茎が嫌で手術をしたわけではなく、包皮にできた傷の治療で結果的に包皮の切除を行ったわけですが、内容的には包茎手術と同一のものですので、以後包茎手術とします。包茎手術体験談は、ネットを探せばよくあるのですが、その後数年経ったらどうなるかという話、良いことも悪いことも述べている話はそんなに無さそうだったので、思いつく限り書いてみました。  決して包茎手術を勧めるわけでも反対するわけ

          包茎手術後の世界詳細

          アダルトビデオ狂想曲

           今でこそ手軽にインターネットでアダルト動画が視聴可能ですが、私の中学生時代そんな便利なものはありませんでした。TVの深夜放送は今では考えられないほど過激でしたし、VHSのアダルトビデオ(AV)が宝物の時代でした。すぐにDVDになりBlu-ray、今ではデータファイルでのやり取りが主流となって、媒体でのやり取りは廃れつつあり、AVのVはビデオテープのVではなく、動画としてのビデオの意味合いが強くなってしまったように思います。  初めてAVを見たのは、中学2年生の時でした。友

          アダルトビデオ狂想曲

          後輩との初キス

           私の初キスは、彼女ではない年下の女の子とでした。もちろん付き合いたかったけれど、私の想いは受け入れてもらえなかった。それでも彼女とした初めてのキスは、私にとって、きっと世のカップルがした初めてのキスと同じか、それ以上に素敵なものでした。  彼女とは大学の授業が同じで、自分が大学3年、彼女は1つ年下の2年生の時に出会いました。たまたま席が隣になったことをきっかけに話すようになり、ある日思い切って食事に誘ってみるとOKしてくれたのです。それまでろくに女性と話をしたことすらない

          後輩との初キス

          男子と女子の羨ましかった話

           今思い出しても興奮してしまう、人から聞いた話があります。私はその場におらず、友人から聞いただけの話です。何かが違っていたら、私もその場にいたかもしれない。そう思うと、より一層強く興奮する、ということが中学時代に一度だけありました。  中学3年生の文化祭準備をしていた時のこと。私たちはクラスの出し物の劇で使う小道具を、班に分かれ連日男女で協力して作っていました。普段の放課後は皆部活に行ってしまいますが、この時ばかりは教室に残り、せこせこと工作をする日々が続きました。  私

          男子と女子の羨ましかった話

          最初で最後の見せ合い

           中学時代にクラスの人とペニスの見せ合いをする。それは中学生男子らしい(馬鹿げた)青春の1ページであり、黒歴史でもあります。体も心も少年から大人になりつつある中、見た目的に一番大きく変化するペニス。自分のは他人と比べてどうなのか、気になってしまう人は多いのではないかと思います。また、普段隠されているところの秘密を共有するという、仲間意識みたいなものがあるのかもしれません。「絆」と呼ぶにはあまりにバカバカしいですが、何となく、全てを知ってしまった(自分のも知られてしまった)間柄

          最初で最後の見せ合い

          下半身の大きさについて

           男性なら、ほとんどの人が自分のペニスの大きさを気にしたことがあるのではないでしょうか。世の女性たちや悩み相談の回答者たちは口を揃えて「ペニスの大きさは人それぞれ。大きさなんて関係ない」と言います。それは真実でもあり虚偽でもあります。なぜなら、もしそれが世界の真理であれば、数多くの男性がペニスの大きさを気にする説明がつきません。世の男性の多くが、真理に気づけない愚か者というなら話は別ですが。  例えば、中指の長さを気にする男性はほとんどいません(ピアニストは気にするかもしれ

          下半身の大きさについて

          不妊治療について語ろう

           結婚して3年が経ち、そろそろ子どもを作ろうという話になりました。私は正直まだ二人でも良かったのですが、妻の30という年齢が一つの区切りとして我々の前に立ちはだかっていました。女性の年齢制限、と言うと怒られてしまいそうですが、現実問題として、年を取るにつれて妊娠しにくくなるのは事実です。  結婚してからもずっと慎重にコンドームをつけたセックスしかしてきませんでしたが、子作りのためには避妊具をつけずにセックスするしかありません。最初は本当に良いのかなと思いつつも、コンドームを

          不妊治療について語ろう

          初体験の話

            初体験、すなわち初セックスの話を書こうと思います。これまで何度も書いていますが、私は二十歳を過ぎるまでペニスの皮を剥いて亀頭を露出することができない、いわゆる真性包茎でした。それを理由に、女性に対して積極的になることができず女生とは無縁の生活を送ってきたわけですが、逆に今振り返ると、真性包茎を脱却して仮性包茎になってからは、人並みに女性と付き合うことができましたし、セックスをすることができました。結果論なので分かりませんが、もし私も最初からせめて仮性包茎であったならば、高

          初体験の話

          仮性包茎の人の正しいコンドームの着け方について

           仮性包茎の人用のコンドームの着け方なんてものがあることを知ったのは、21歳で初めてセックスをしたずっとずっと後、妻と結婚後でした。当時私は仮性包茎でしたが、そんなこと全く知らず、それまで自分が見聞きした方法で装着してました。コンドームの装着方法は、数々の雑誌で学んだり、時に中学生の時に学校で習ったりもしましたが、そんなものがあるだなんて初めて知りました。  曰く、ただ単に皮を剥いてコンドームを装着すると、挿入の最中に根本に手繰り寄せられている皮が動き、コンドームが外れてし

          仮性包茎の人の正しいコンドームの着け方について

          避妊具にまつわるエトセトラ

           高校受験も終わり、卒業式を待つだけとなった中学3年の何だかふわふわとした時期、3年生全員体育館に集められて(それだけではなかったと思うけど覚えていない)コンドームの使い方のビデオを見ました。男女一緒に、3年生を受け持つ担任も勢揃いで、コンドーム付け方講座を鑑賞するというのは、よく考えるとなかなかシュールな画ですね。中学で初体験をしてる人がいたかどうかは知るよしもないけど(少なくとも自分の周りにはいなかった)、高校生になったら、あるいはその前の春休みに、性行為をする人たちに向

          避妊具にまつわるエトセトラ