#27 KAPTAIN SUNSHINE "Long bill 6panel cap"
こんにちは。無地キャップマニアです。
普段はアメリカ古着を取り扱う古着屋で働いています。
毎日身に付けたい最高な
無地キャップの製作へ向けて、
色んなキャップの"カタチ"を追究中。
instagramでもキャップについて投稿しています。
よろしければご覧ください。
https://instagram.com/muji_cap
第27回目は、
KAPTAIN SUNSHINE
"Long bill 6panel cap"について。
3つの項目に分けてお話しさせていただきます。
(ブランド KAPTAIN SUNSHINEについては、後半に記載します)
KAPTAIN SUNSHINE(キャプテンサンシャイン)
"Long bill 6panel cap"
【詳細】
リリース年 : 2021年
色 : ネイビー
素材 : ウール90% モヘア10%
つば部分(バイザー)の長さ : 10.0cm
つば部分(バイザー)の幅 : 19.0cm
被る部分(クラウン)の深さ : 12.0cm
被る部分(クラウン)の内周 : 最小58cm / 最大60cm
①素材について
モヘアが混紡されたウール生地。
毛足が長く、よく見ると僅かに光沢感のある質感になっています。
(※モヘアとは・・・滑らかな質感、光沢がある、毛足が長いなどの特徴を持っています。通気性が良い素材で、スーツやセーターなどの衣料品をはじめ、毛布などにも使われている)
後ろはゴムで調整する仕様。
伸び縮みするため、被りはじめてから馴染むまで少し時間がかかりました…。
でも被っていくうちに自分の頭にフィットしてくれるので、一度馴染むと最高です!
②『定番キャップ』と比較してみよう!
定番キャップとしても名高い『ニューエラの"9TWENTY"』と比較して、キャップ自体のカタチを追究していきます!
(※9TWENTYとは・・・#11の投稿をご覧ください)
・Long bill 6panel cap→つばの長さ10.0cm
・9TWENTY→つばの長さ7.0cm
実際に被り比べてみました!
【結果】
つばの長さ3.0cmの差で、大きく見え方が変わりますね!
比較すると、
つばの長い"Long bill 6panel cap"の方が顔の大きさを中和してくれるため、被りやすい印象です。
③お気に入りの『ロングビルキャップ』と比較してみよう!
第1回 キャップ総集編 第1位
"AUTUMN LEAVES CAP"
がとてもお気に入りでして、、(笑)
調べていくと、
今回研究を行っている
"Long bill 6panel cap"
と同じつば幅であることが分かりました!
(ついに、つばの長さのみを比較できるキャップを見つけました…笑)
そこで、お気に入りの1着と比較して、
キャップの『カタチ』について深掘りしていきます。
(※AUTUMN LEAVES CAPとは・・・#2の投稿をご覧ください)
・Long bill 6panel cap→つばの長さ10.0cm
・AUTUMN LEAVES CAP→つばの長さ9.5cm
実際に被り比べてみました!
【結果】
どちらもつばの長いロングビルキャップのため、つばの長さ0.5cmの差では、大きな変化を感じることはできませんでした。
ですが、画像の比較結果から、
つばの曲がる角度によって見え方が変わるのだと実感しました。
・Long bill 6panel cap→つばが湾曲を描いた形状になっている
・AUTUMN LEAVES CAP→つばが真っ直ぐの形状になっている
"AUTUMN LEAVES CAP"の方が、
つばが真っ直ぐな『カタチ』で、程よいつばの長さで主張も強すぎず、被りやすい印象だと感じました。
◎今回の比較を終えて
KAPTAIN SUNSHINE
"Long bill 6panel cap"
素材選びからカタチまで、とても大人な雰囲気の1着でした。
どちらも魅力的なキャップでとても悩みましたが、
つばの形状に注目すると、滑らかな円を描く、スッキリとした"AUTUMN LEAVES CAP"の方が、毎日被りたくなる『カタチ』だと再確認できました!
◎被ってみるとこんな感じ!
身長 : 171cm
頭囲 : 58cm (メンズLサイズ)
【被ってみて気に入ったポイント】
・上質なウールとモヘア生地の光沢感
・ロングビルで日除けにもなり、小顔効果あり
◎ブランドについて
今回紹介したKAPTAIN SUNSHINEとは・・・?
KAPTAIN SUNSHINE
https://kaptainsunshine.com
2021年スタート。
デザイナーの児島晋輔氏が設立したキャプテン サンシャイン。
トラディショナルやフィールド・ウェアなどのエッセンスを大切に、旅へと連れ出したくなる一着をデザインしている。
第27回目、いかがでしたでしょうか?
最後までご覧いただきありがとうございました。
ぜひ次回もお楽しみに!
<予告>
次回は、
Columbia (コロンビア)
のキャップについて研究します!
裏側のすべり(顔に触れる部分)の素材が最高なんです、、笑
ではまた!
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