#15 GRAMICCI "5Panel Cap"

こんにちは。無地キャップマニアです。
普段はアメリカ古着を取り扱う古着屋で働いています。

毎日身に付けたい最高な
無地キャップの製作へ向けて、
色んなキャップの"カタチ"を追究中。

今回載せきれなかった画像は、instagramにて公開中です。
https://instagram.com/muji_cap

第15回目は、
1990's GRAMICCI(グラミチ)
"5Panel Cap"
についてお話しさせていただきます。
(ブランド GRAMICCIについては後半に記載します)

GRAMICCI
"5Panel Cap"
【詳細】
リリース年 : 1990年代
色 : ブルー系
素材 : コットン
つば部分(バイザー)の長さ : 8.0cm
つば部分(バイザー)の幅 : 19.0cm
被る部分(クラウン)の深さ : 11.0cm
被る部分(クラウン)の内周 : 約58cm

生地は平織りのコットンシャンブレーを使用。
シャンブレーは、薄手で軽い質感が特徴的な素材です。
そしてこのアイテムは古着で手に入れたため、所々色ムラのある色落ちをしています。
古着らしい雰囲気のある1着ですね！
(※シャンブレーとは･･･「タテ糸に色糸・ヨコ糸に白糸（もしくはタテ糸とは別の色糸）」を使った平織り生地のこと)

(画像参照 : PALETOWN)
定番であり、最高なラルフローレンのシャンブレーシャツ。
基本に立ち返る。大事ですね…！

◎『定番キャップ』と比較してみよう！

定番キャップとしても名高い『ニューエラの"9TWENTY"』と比較して、キャップ自体のカタチを追究していきます！
(※9TWENTYとは･･･#11の投稿をご覧ください)

・5Panel Cap→つばの長さ8.0cm
・9TWENTY→つばの長さ7.0cm

実際に被り比べてみました！

画像で比較してみると、
つばの長さ1.0cmの差で、大きく見え方が変わりますね。
追究を続けていくうちに、この僅かな差でキャップの見え方に変化が現れることを知りました！

◎お気に入りの『ロングビルキャップ』と比較してみよう！

第1回 キャップ総集編 第1位
"AUTUMN LEAVES CAP"
がとてもお気に入りでして、、(笑)

どちらもつばの長いロングビルキャップですが、
お気に入りの1着と比較して、
キャップの『カタチ』について深掘りしていきます。
(※AUTUMN LEAVES CAPとは･･･#2の投稿をご覧ください)

・5Panel Cap→つばの長さ8.0cm
・AUTUMN LEAVES CAP→つばの長さ9.5cm

実際に被り比べてみました！

つばの幅はどちらも同じ19.0cmですが、
つばの長さ1.5cmの差で、大きく見え方が変わりますね。

そして被ったときのつばの角度にも注目！

・5Panel Cap→つばが下に向かっている
・AUTUMN LEAVES CAP→つばが水平より僅かに下に向かっている(ほぼ水平に近い)

つばの長さだけでなく、
被ったときのつばの傾斜角度によっても、かなり印象が変わるのだと今回気付くことが出来ました！

・5Panel Cap→つばが下に向かっているため、表情が見えづらく、顔が曇って見える
・AUTUMN LEAVES CAP→つばがほぼ水平のため、表情が分かりやすく、明るく見える


つばの傾斜角度がほぼ水平に近い"AUTUMN LEAVES CAP"の方が、顔が明るく見え、バランスの取れた『カタチ』だと感じました。

◎今回の比較を終えて

今回は、つばの幅が同じロングキャップでの比較でした。

顔の長さとのバランスを考えた時に、つばの長さのある"AUTUMN LEAVES CAP"の方が、毎日被りたくなる『カタチ』だと分かりました。
面長の方、ロングビルキャップおすすめです！

【被ってみて気に入ったポイント】
・シャンブレーの薄手で軽い質感
・ロングビルで日除けにもなり、小顔効果あり

◎被ってみるとこんな感じ！

身長 : 171cm
頭囲 : 58cm (メンズLサイズ)

第15回目、いかがでしたでしょうか？　
最後までご覧いただきありがとうございました。
ぜひ次回もお楽しみに！

<予告>

次回はこのキャップについて追究します！

今後ともよろしくお願いします！