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【わたしの本棚】二木先生/夏木志朋
2024.5.9
オーディブルで、
二木先生
という夏木志朋さんの本を聴いた。
周りから変と言われ続けてきた高校生の田井中は
生徒の人気者である美術教師、二木の秘密を握っていて取引を持ちかけるというスタートなのだけれど
聴きはじめてからしばらくは、
あれ、このお話はちょっと、、というような人によっては不快に感じるのではという内容のオンパレードだし
加えて途中からは田井中がいじめにあって
本当にしんどくなるのだけれど
ラストまで読めば、こういう終わり方なのか!と納得した。
よくあの不快なスタートから
あんなにも爽やかを装った終わり方が出来るなと。
最後の描写が面白くて、
思わずにやけてしまった。
私もどちらかと言えば、
というよりも完全に普通になれない側の人間なので
悩みの種類は違えどメインの2人に共感できるところがある、まさかの学びのある作品だった。(失礼)
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