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自分の可愛がり方すら分からなくなった専業主婦の話。

私の小さな頃は学童なんて無くて、鍵っ子と呼ばれて放置されてた。私もその中の1人。土曜日でも5時まで帰ってこない母をどうやって待とうか、近所をウロウロ、学校で遊んでくれる子を探して過ごしていた。

この経験がトラウマで、子供ができたら専業主婦で。というのが結婚の条件となった。

1番可哀想だったのは、友達のスイミング教室を見学したいと嘘ついて行き、終わるのを待って、一緒に帰ってくるだけの時間つぶし。何度見学するんだって。

今思えば、何でそんな事してたのか分からないけど、誰もいない家に1人でいるのが怖くて、それを両親にも言えず、ブラブラとそういう暮らしをしていた。



息子が小学生になった今、あの頃の私と同じような子が何人かいる。

みんな、息子を獲物のように誘い。毎日のように、うちの家に来た。

私はその子らの気持ちが分かるから、助けてあげたい反面、うちに留守番させて楽をしている相手の親に腹が立つようにもなった。

けど、本当は自分の親に対する怒り。


40も過ぎてまだ親に怒りを持っている。親だけじゃない。私は色んな人に怒りを持って隠している。

外出恐怖症になったのは、自分が嫌いだから。こんな嫌な自分を誰も見てほしくない。だから出られない。

小さな頃から親のご機嫌をとりながら暮らしていると、欲しいものも言えず、そのうち自分が何が欲しいかも分からなくなる。

それは今も同じで、息子が生まれてからは全てにおいて我慢と妥協してしまう癖すらついた。

息子を同じ目に合わせたくないと、専業主婦をするために旦那に遠慮して節約したり、我慢したり、欲しいものを欲しいと言わず、家族の面倒を最優先に、叶いそうな事だけ伝えて、自分を可愛がる事をしなかった。

旦那には、自分を我慢させてるのは自分。誰も頼んでないよ。と言われた。


自分を可愛がる。どうやって?


今まで自分を可愛がった事なんてあったかな?いつも不安でいつも遠慮して、自分の本音を無視した結果、本当に欲しいものすら分からなくなり、毎日不機嫌になっている。


ちょっと考えてみようかな。て気持ちが生まれた。


自分がしたい事は何か、本当はどう暮らしたいか、何にも囚われずイメージしてみようと思った。


難しい事は考えず、しばらく解放。

思うままに暮らしてみようかな。

結果はまた追記します。



読んでくれてありがとうございます。

今日も一日頑張ります。











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