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北森 緑 / MIDORI KITAMORI
2023年2月17日 18:14
セフレに好きだと言った。言ってしまった。「男はセフレを決して好きにならない」だとかそういうセオリーはわかっている。それなのに、セフレに好きだと言ったのだ今の心境は、泣きたいのに涙が出てこない。なぜだか凪いで満ち足りた気持ちでいる。noteでは私と彼が切れてしまうまでを綴っていきたいと思う。いわば終わりに向かって進む物語だ。(もちろん現在進行系で)文学賞に応募している身でもあるので習
2023年2月21日 02:35
セフレであったものが私を最も傷つけたのは「顔が好みだった」「プロポーズしても良かった」という元彼女への懐古である。心臓にキリがぶっ刺さった感覚だった。この私がこんなに好きなのにどうしてその女は愛されて私は愛されないんだ。恋愛は努力でないと理解していたけれど平気なふりをして飲み込んだ安酒は苦かった。ハリーウィンストンしか許さない私は相手がそいつなら安物のティファニーを許しただろ