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ひやむぎ、お江戸に行く~最終日~

どうも、私です。

今日は、「第7回 純喫茶巡りの話~東京編~」の話をします。

お付き合い下さい。
なぜ、東京に行くことになったのかはこちらをどうぞ(マガジンを作りました)。

姉「さて、妹よ」

私「何でしょうか」

姉「1日目、2日目は歌舞伎で決定していますが、3日目はどこか行きたい場所はありますか?」

東京旅行が決まってから、私は行きたい場所はないか考えた。

そして、ふと思った。


東京の純喫茶を味わいたい、と。


私「お姉ちゃん」

姉「何でしょうか」

私「純喫茶巡りがしたいです」

姉「好きですねー。笑」

でも、と姉は、何かを思い出したように、私を見た。

姉「あなたの誕生日、純喫茶巡りを約束したのにまだ行ってないね」

私「本当だね」

そう言われて、私も思い出した。
昨年の誕生日、純喫茶巡りをする予定だったのだが、中止となったのだ。

姉「では、東京でも純喫茶巡りをしてゆく」

私「ゆく!」

こうして、3日目の予定が決まった。


  • 珈琲 王城

行ってみたかった!
前からずっと、気になっていた!

というわけで、行ってみた。
人気店だけあって、中は賑わっていた。

私は、ホットケーキとアイスのカフェオーレ。
姉は、自家製ミートソーススパゲティーとアイスティーを注文した。


姉「絶対、ホットケーキだね。笑」

私「一旦ね」

姉「ホットケーキ品評会・会長やん(?)」

私「そうね(?)」


改めまして、ホットケーキ品評会・会長のひやむぎです。
よろしくお願いします(?)


姉「会長、どうですか?」

私「モチモチしてる」

このお店のホットケーキは、シンプルイズベストな見た目をしていたけど、今までに食べてきたホットケーキの中では1番モチモチしていた。

私「当たり前だけど、違うね。他のお店と」

姉「違いますか」

私「ここのは、ダントツでモチモチしてる」

姉「なるほど」

私「柔らかくてフワッとしてるのが、他のお店だとすると、ここのはモチッとしてる」

姉「さすが、会長(?)」

私「お姉ちゃんも、ひと口どうぞ」

姉もひと口食べると、私の言っている意味が無事に伝わったようで、あぁ、と呟いた。

姉「…本当だ、モチモチしてる」

私「でしょ(ドヤァ」

姉「腹立つ顔した、会長やな。笑」

私「笑」

ちなみに姉が食べた自家製ミートソーススパゲティーも、ひと口もらった。
凄く具沢山で美味しかったし、人気なのか、他に来ていたお客さんも結構な確率で頼んでいた。

姉が頼んだのも、隣のお姉さんが美味しそうに頬張っているのを見たからである。

姉「だって、美味しそうだったんだもん」

私「実際、美味しいもんね」

姉「でしょ(ドヤァ」

私「腹立つ顔すな。笑」

姉「笑」



  • 古城

ここも、ずっと前から気になっていた!
だって、この見た目だよ!?


行くしかないやろ(?)


騎士のステンドグラスにお出迎えされながら入った、地下の店内はレトロながら、どこか異国情緒を感じられるような雰囲気で、まさに「古城」と言いたくなるような場所だった。

そして、私が頼んだのはホットケーキとオレンジジュース。
姉は、ウインナーコーヒー。

姉「食べますね」

私「ホットケーキ品評会なので」

このお店のホットケーキは、安心する味。
「ホットケーキと言えばこれだよね」という、オーソドックスなんだけど、懐かしい味がした。

姉「古城のホットケーキは、どうですか?」

私「王城とはまた違って、オーソドックスな味ですな」

どれどれ、と姉もひと口。

姉「ホットケーキだね(?)」

私「ホットケーキでしょ(?)」

オレンジジュースには、さくらんぼが浮かんでいたんだけど、頼んだドリンクにさくらんぼが浮かんでいると喫茶店に来たんだなと、実感するのは私だけだろうか。

クリームソーダや、プリンアラモードのそばにいる缶詰のさくらんぼ。

あの姿を見るだけで、
「あ、ここは喫茶店だ!私、喫茶店にいるんだ!」
ってならない?


私は苦手なので、食べないけど←



  • マドンナー

最後に訪れたのは、こちら。

私は、アイスのカフェオーレ。
姉は、レモンスカッシュを頼んだ。

姉「ホットケーキは、いいの?」

私「次に来たら、頼みます」

姉「次も来るんかいwwwww」

私「アカンのかwwwww」

と笑いつつ、今回の旅行の感想を言い合っていると、姉が何かに気づいて笑った。

私「どした?」

姉「店員さんが、私達の会話を聞いて、あのお姉さん達は京都から来たのかなって話してた」

私「惜しい」

姉「惜しい」


大阪でしたぁぁぁぁぁ(ドヤァ


姉、私「腹立つwwwwwwwwww」

楽しく笑いながら、もう少ししたら大阪に帰らなければならない名残惜しさを実感した。

私「次は、絶対に生の仁左玉コンビを観ようね」

姉「それまでは、絶対に生きる」

壮大な目標を掲げる姉に、同意するように頷いて、私達は店を後にした。

そして、東京駅という巨大迷路に戻り、目ざとく見つけた、歌舞伎を始めとする和物のグッズ屋さんで、『桜姫東文章』のキーホルダーや玉三郎さんのサインが刺繍されたハンカチを買って、大阪に帰った。

姉「むぎちゃん」

私「ん?」


また行こうね。

うん。



よろしければ、お願いします。 お願いします!!(圧