詩「海に飛びこもう」
ぼくらが歩いている陸より
歩いて走るどころか
息さえできない
海の方が
よっぽど広い
陸が三なら
海は七だ
ぼくらはずっと
陸を歩いて
世界を知った気になっている
すべてを知った気になっている
だけど
海に飛びこめば
たくさんの未知がしずんでいる
深く深くに
新しい発見がある
陸で満足するには
まだ早い
勇気という名の
酸素ボンベを背負って
さあ
海に飛びこもう
↓前回の詩もぜひご覧ください!
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