死にたい気分をどう紛らわすか

1.音楽を聴く

　これが私にとって一番安全で効果のある方法である。よく聴くのはハルシノジェンなどのゴアトランスやXXXテンタシオンやリル・ピープなどのエモラップといったジャンルである。私の場合、死にたい時はすこぶる気分が落ち込んでいる時なので、いつも最初はエモラップの鬱や孤独感をスローなテンポで歌うような曲をかけ、その後ゴアトランスで一気にアッパーに転じることで精神の安寧を図っている。

2.映画を観る

　音楽と同様の効果がある。唯一の違いは映画は聴覚だけでなく視覚も固定することができるため、人によっては音楽を聴くことよりもその世界に浸れて自分の負の感情を遮断することができる。観る映画のジャンルはバラバラだ。コメディ映画を観て気分を高揚させることもあれば、あえて暗い内容の映画を観ることで心が救われる時もある。

3.自傷行為をする

　これは効果はあるが安全は保障できない方法だ。なので上記の2つの方法を試しても死にたい感情が消えなかった時の最後の手段としている。まず病院から頓服として処方されているアルプラゾラム0.4ｍgを5錠飲む。しばらくしくして薬が効いてきて酩酊感を味わっている最中、両太ももにカミソリで数本線を引く。引かれた線からぷっくりと浮き上がってくる紅玉を眺めながら時だけが静かに流れていき、気づいたら朝になっていて死にたい気持ちも消えている。