とことこ散歩・恋愛応援系スポットは世話好き女神のいる神社・秀逸な場の作り
タイトルにある通り恋愛や結婚などをお願いすると「頑張ろう」って元気になれるエネルギーのある神社のご紹介。
神奈川県の大磯にある「相模國総社・六所神社(ろくしょじんじゃ)
有名な大磯ロングビーチから、ほど近い場所にあります。
主祭神は「櫛稲田姫命(くしなだひめのみこと)」
他に夫神である素戔嗚尊(すさのおのみこと)、御子神である「大国主(おおくにぬし)」もくっついてはいますがエネルギー的に視ると、ほぼ櫛稲田姫命だけで成立している神社です。
元々、相模国(さがみこく)近辺は出雲系の民族が多く移り住んだ土地ですが。
ここ大磯あたりは祖神として櫛稲田姫命を氏神とする系譜の出雲民族が中心にいたようです。
少し行くと、出雲大社・相模分祠なんかもありますが、そちらは明治の創建なので出雲民族は関係ないです。
参拝すると櫛稲田姫命が「正装」で出て来るので、他に多くある素戔嗚系の神社に「素戔嗚尊」と夫婦神として現れる時と違い、ここ六所神社では主祭神としてビシッとしているようです。
ビシッとはしていますが数いる女神の中では、やんわりとした性格な櫛稲田姫命。
以前に同行者を連れて参拝すると、同行者に「どうしたの?どうしたの?」的な感じだったので参拝する時は、状況の説明や、どうしたいのか、どうなりたいのかを言って(心の中でも)参拝すると、無茶ぶりでなければ、それに沿った働きをしてくれます。
さて、この六所神社がエネルギー的に恋愛系パワースポットとして成り立っている理由は櫛稲田姫命だけではありません。
境内には他にいくつかの摂社末社があるのですが、その中で正面から入ると両脇にある二つの池。そこに浮かぶように建てられた小社があります。
一つは「六所龍神大神社」
櫛稲田姫命が鎮まられる際に、六所神社に連れて来てくれた「先導神」です。
参拝すると出て来る龍神さんを視ると前に紹介した九頭龍さん的な「縁結び」でなく、「財宝神」や「金運」などのエネルギーが強いので大元の出自は、仏教由来の龍神かな?と思うところです。
次に「六所ひぐるま弁天社」
こちらは由緒的には、あまり櫛稲田姫命は関係なく。
エネルギーバランスを取るために、造られたモノと思われます。
「ひぐるま」とは、太陽の運行を意味するところから弁天系の特徴である「財宝神」の性格だけでなく、きちんと西向きに建てられている所から「太陽が背になる=太陽を拝む」になっているので太陽を意識した設計思想が見えます。
これが安易な設計思想だと「レイライン」にならって東向きに建てたりする雑な作りの近代になって建て替えた神社等では見られますが、太陽のエネルギーを取り込むとは参拝者が太陽と対面にならなければならないので神社が太陽を背にするという形が正解です。
上から見るとこんな感じ。
そして、この二つの社の、二つの池が六所神社の場を強くしている、もう一つの理由です。
先ほども書いた通り、龍神社、弁天社ともに「財宝神」としての神徳が強いのですが、それは個別に神社を見た場合で六所神社全体での役割を視ると、この二つの社も「縁結び」のエネルギーシステムに組み込まれています。
龍神社は「男性」性のエネルギーを持ち、弁天社は「女性」性のエネルギーを持っています。
現代のジェンダーに関する事は置いておいて、昔の思想での設計なので男があり、女があり、そして子が産まれる。
つまり、この二つの社を置く事で、男女の縁結びの結果が産まれるエネルギー構造になっています。
そして、構造を構築するためのシステムとして実は二つの池は下で繋がり常に循環している事で「交わり(エネルギー的にはセックスを象徴)」を作っています。
このような形で「場」として「縁結びの結果」が出やすく、動き的にはおっとり系ですが人の世話を焼くのが好きな主祭神の櫛稲田姫命が、強力な縁結びとしてのパワースポットとしての「六所神社」を成立させています。
ちなみに、財宝神として参拝するのであれば男性は「六所龍神大神社」女性は「六所ひぐるま弁天」に絞って参拝すると結果が出やすくなります。
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