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「神を見ていた人間」を巡る旅

まず島根の代表的な神社と言えば、やはり「出雲大社」

年間200万人の参拝者が訪れると言います。

一之宮になったのが867年。
創建が神代という事を考えれば、随分と後になってからです。

社名は、もっと新しく。
古くは杵築大社(きずきたいしゃ)の名前で、出雲大社(いづもおおやしろ)と名前を変えたのは意外に最近で明治に入ってから。

今でも各地の神社にある境内社などでは、たまに「杵築大神」のな名で祀られています。

さて、地名としての出雲ですが。
「出雲」とは読んで時の如く、雲が出る=「蜘蛛」が「出」る。の意があり。
能で有名な土蜘蛛は、奈良や他の地域に実在していた大和朝廷に従わなかった人達への蔑称です。

そして蜘蛛が、晴れた空で流れ千切れ消える存在「雲」の字を当てられました。

ここから如何に、当時の朝廷から素戔嗚(すさのお)や、子の大国主が邪魔だとしていたのかがわかると同時に、そう思わなければいけないほどの国力があったという事です。

そんな出雲には出雲大社以前よりの、一宮があります。

今回は、そこから始まる(終わる)エネルギーラインを巡る旅の話。

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