HSPが「自分が悪い」と思いやすい理由
エンパスもHSPの方も感受性の鋭い人って
なぜか罪悪感をいだきやすい。
身の回りでなにか問題が起こると
「自分が悪いのかも」
ってとっさに思っちゃう。
自分の力が及ばないことにまで
責任をとろうとしてたりする。
理由のひとつは
幼少期に身についた習慣なのだと思う。
感情的DVだったにしても
身体的DVだったにしても
親からされた自分にとって不快なこと、苦痛なことについて
「これは自分に何か問題があるから、こういうことが起きるんだ」
とっさにそう考えて処理をするクセ。
それは
親に問題がある、としてしまうと(気づいてしまうと)
小さい時は特に
自分の生命の危機を直接感じるからなんじゃないかと思う。
自分の力でまだ生きられない時は
誰しも親(またはほかの監護者だとしても)
まさに「命を預けている」わけで
その人間に「問題がある」と認めることは
それはそれで、きっと相当に怖いこと。
それだったら
「自分が悪いから」「自分が問題あるから」
問題の原因が自分にある
そう思ったほうが、心のバランスが保ちやすいのかもしれない。
感受性が豊かで
さまざまな目に見えないものを
キャッチしてしまうエンパスやHSP体質だったら
なおさらのこと。
周囲の人のネガティブな感情を
感じた時に
「自分が悪い」
そういう立ち位置をとることで
それ以上空気が悪くなることが避けられるという意味で
最終的には自分の身を守ることになると
成長過程で繰り返し学習してしまう。
大人になった今は
親に忖度しなくても
つまり親という人間に弱みや問題があったとしても
もう自分の力で生きれるわけだから
それを認めて
周囲で起きたことを
わざわざ自分が悪いことにしてしまうクセを
少しずつやめていければ
きっとラクになれると思う。