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デザイナーがセラピストもしている理由

30年近くデザインの現場におり、最近はアートディレクターとして、企業様のデザインコンサル(ブランディングなど)、デザイナーの育成に関する仕事が多くなっている、アラフィフのデザイナーです。

色彩検定のような勉強はもちろんですが、
心理学なども学んでおり、カラーセラピーも仕事に取り入れています。

デザイナーがなぜ、カラーセラピーを学ぼうと思ったのかについて
ご説明させてください。

多くのデザイナーが、複数のチームに分かれて仕事をしている
デザインの現場に長く勤めていました。

年間通して彼らを見ていると・・・
あるチームだけ、やたら遅刻が多い(フレックスなんだけども)
また別のチームだけ、やたら病欠が多い(パンデミック前の話です)
そしてまた別のチームってやけに離職率が高い(上司もぼやく)

そして、定期的に、ちょっと病んでいくデザイナーさんが
ちらほらと・・・

ある段階まで行ってしまったら、
お医者さんや、心理カウンセラーさんのお世話になるわけですが、
そうなる前に、
大抵、周囲も気付くような前兆はある。
何かできないだろうか。と考えていました。

クリエイターとしての自分軸が、ふらふらするのは、
クリエイターあるあるだと思います。
病み(闇)の縁でふらふらしたり、淵に沈むのも
創作の肥やしになるともいえますが、
大芸術家の可能性を秘めてはいるものの、
そこで苦しんでいるのは、まだ若い駆け出しのデザイナーさんです。

これからという人たちに、会社勤めで病んで欲しくない。。
病む前に、セルフケアなり、周囲のサポートで、
自分の軸にセンタリングし、自信を取り戻してもらうために
何かできないか・・・

当時の上司とも相談して、
定期的にあるデザイナーのワークショップに、
デザインに関する技術ネタの他に、
セルフケアの一つとして、カラーセラピーを取り入れることにしました。
デザイナーにとって「色」はいつも意識している身近なものですし、
・色の言語化の練習
・個人的な好み(主観)と、意図的な色彩設計の練習
などにもなり、効果的・・・
しかも、多くのデザイナーさんが楽しんで取り組んでくれました。

現在は、ノンデザイナーの方々も対象に
デザインやアートワークショップに、
カラーセラピーを取り入れた活動をしています。


カラーセラピーについて、現在ネット集客はしていないのですが、
デザインについてのご相談は、Lancersからもお受けしております。

以上、読んでくださってありがとうございました。
(2023/02 更新)


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