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過保護 過干渉親の心理

母の手助けには必ず代償が伴われる。返礼を要求される。もしくはしつこい説教が止まない。頼んだ覚えはない。気づいたら助けられていただけだ。もちろんそれに対して感謝はしている。しかし、私が一番不安に思っている張本人だと言うのに私の注意欠陥度合いを「しっかりしろ」だとか「将来が不安だ」とか本人が目の前に言ってくるのは笑止千万である。ほとんど罵りと大差ない。それに本人が気づかず「私を思いやってやってる」と思ってるのだから本当に恐ろしいことである。そして何より腹ただしい。確かに私はしっかりしてない。だがかつては優等生と褒められたものだ。なぜ変化が生じたか?その原因には多分に母も関与しているのだ。母の視界の秩序を守るために母が私の転ばぬ先の杖に勝手になり、私が幼いうちに転ぶ機会を失わせた。それなのに自分の非を完全に棚上げして私ばかりを非難するのは理屈に合わない。これが過保護の功罪である。

なにより、過保護な親たちの奇妙なことは「成人したら自分で全てやりなさい」などと勝手に自分の中で期限を決めており、それ以降は一切手伝おうとしない。自分の都合で手伝いたい時は本人が手伝って欲しがらずとも失敗の芽を摘み、手伝いたくなくなったら問答無用に援助を切る。全く勝手が過ぎる。そんな無慈悲な自己満モンスターが過保護過干渉親というものだ。私の母はその口実に便乗して様々な不都合を私に押し付ける。例えば私の部屋は少しインターフォンから遠いのでピンポンが鳴ったらその応対をしたら私に知らせて荷物を受け取らせればいいものを、彼女の荷物以外の時はピンポンをガン無視する。本当によく分からない。理解不能だ。私だけでなく再配達しなければならなくなる配達員にも迷惑じゃないか。私は以降、彼女を同じ人間と思わないようにしている。

もちろん私が元々不注意な性質を持っているというのは認めるが、それにしたってその性質を母に糾弾されるというのは意味不明である。その性質で1番困っているというのになぜ、困っている当人でもない母になぜそれを叱られないというのか。本当に憤慨ものである。

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