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【読書メモ】東大よりも世界に近い学校

お疲れ様!
今日は「東大よりも世界に近い学校」について。
著者は、日野田直彦さん。若くして大阪の公立の中学校の民間校長になった先生。今ではいくつかの施設の拡張を兼務されているよ。日野田先生の学校は、もともと偏差値の低いような学校でも、みんなどんどん海外にでていってるそうです。

日本はオワコンか


日本オワコンよねーみたいな話は、正直結構辛いし、あまり気分が良くない。
でも、作者の指摘通り、日本の学校は変わっていなさすぎる。
知識を先生が伝達する形をとりつづけているけど、知識なんて今やインターネットですぐに手に入れることができる。
著者は、今の学校は忠犬ハチ公を生産していると言うけど、そういう面も否めないわ。

身の回りの小さな問題を解決できる人材を


忠犬ハチ公じゃなくてどんな子どもにしたらよいのか。
クリエイティビティーがある人、チェンジメーカーになれる人、なんて聞くと、そんなの無理でしょ?ってなってしまうんだけど、そんな難しいことではない。
身の回りの問題に対して、忠犬ハチ公のように思考停止して受け入れるのではなくて、解決策を追求する人を育てることが、これからの教育に求められている。
それならなんだかできそうな気がするよね。

失敗できる学校にする


じゃぁ、どうやって身の回りの問題を解決できるような人間に育てるかというと、それにさ失敗できる環境が大事。
今の学校は、先生にも、子供にも、いかに失敗させないか、みたいなことばかりしいている。
だから、子供たちは何かを解決しよう!なんてことより、問題起こさないようにしようとか、目立たないようにしようとか、そんなことばっかり考えるようになる。
校則にしても、授業のやり方にして授業にしても、失敗していいよ、失敗したら変えていこうよ、という心理的安全性が何より大事。
私も子どもたちにそういうメッセージを伝えていきたいな!


予算が足りないのも、失敗できない大きな原因だと思う、、
何か授業でつくらせてもさ、みんながじゃんじゃん失敗していいような材料の余裕がないのよね。
あと時間も。失敗を許せるには、時間の余裕も必要。。
うーん、何から手をつけようか…
悩ましいけど、少しずつ変えていくしかない!ハチ公にはならないぞっっ!

まる


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