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【読書メモ】公立中高一貫校に合格させる塾は何を教えているのか

お疲れ様!
今日は「公立中高一貫校に合格させる塾は何を教えているのか」について紹介します☺



中学受験なんて、だいぶ昔の話よね。私たちが受験した頃は、公立の中高一貫校ってなかったよね。でも今大大大人気なの!
学費がかからなくて中高一貫で過ごせるってメリットを感じる人も多いはずよね。
公立中高一貫校の問題って、私立の問題と結構違うのよ。試験問題ではなくて「適性試験」という名前で、名目上は小学校で学んだ内容で解ける問題になってるの。
基本は記述問題で、作文とか、自分の考えを書かせるような問題が多い。算数みたいな問題も混じってるけどね。
その公立中高一貫校対策として、ena という塾の取り組みが紹介されていました。私昔バイトしてたとこだわ(笑)

1良問で鍛えられる


我々が経験してた私立の中学受験て、ひたすら問題を解いたり、ひたすら暗記したりって要素もかなりあったじゃない?
そうではなくて、グラフを読み取ったり、長文を読んで、それをまとめて、そこから自分の考えを書いたり、そういう問題が多いんだよね。
問題自体は、どれもとっても良質だなぁと思う。
授業の様子も本の中で出てきたんだけど、チョークが飛んできそうな我々の受けてた授業とは違くて(笑)、受験対策をしつつも、教養を身に付けたり、文章の書き方を学べたり、そんなよさげな授業でした。しかし…

2結局はテクニック


良問ではあるんだけど、45分間で、かなりの問題量があるの。だから、じっくり考えて…なんて時間はない。
だから、かなりテクニックを押さえておくことが重要になってくる。これは私立受験でも同じだよね。本番中にのんびり考えている暇なんてない。

だから、書いてある中身と言うより、いかに減点されない型にはめて書くか、みたいなことが合格するためには大事になってきてしまう。まぁ残念ながら悲しい現実だよね…

3落ちても、高校受験大学受験につながる


この公立中高一貫校、今人気すぎて倍率がとんでもない!
だから、残念ながら大半の人が落ちてしまうのよ…

でも、私立受験みたいに知識詰め込み型みたいな感じでは無いから、かなり汎用的なスキルを学べるんだよね。だから高校受験とか大学受験にもつながりやすいみたい。
特に、大学受験のセンター試験は問題が変わってきていて、かなりこの適性試験に類似している。だから、「受かったらラッキー!くらいの気持ちで、大学受験の準備をスタートさせたいな。」なんて意識の高い人には良いのかもしれない。

こんな感じで、
我々の頃と、受験事情はかなり変わってきているよ。
ただ、ここに多額のお金がかかる事は昔から変わっていない… (我々の親も払ってくれたのよね)
ざっと小6の毎月の授業料だけ見ても、大体6万円位、これになんちゃら特訓なの、教材費なのかかったら1年で100万円はかかるよね。
正直、100万円をそこに投資する価値があるのかは、これから息子達2人をどうするか考える上でも、見極めなきゃなーって思ってる。100万円で本を買おうと思ったら、1000冊買えるよ…
今や、首都圏では4人に1人が受験する時代。多いなぁって思うけど、冷静に考えると4人に3人は中学受験なんてしないんだよね。地方なんて、中学受験するなんてかなり稀だしね。
加熱しすぎな受験事情だけど、ある一部の人たちの中で…くらいなスタンスでいることも大事かなと思いました。ではでは!まる

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