身近な人も知らないうちに苦しんでいるかも。感覚過敏の話。
こんにちは、はんぺんです。本日は感覚過敏の話です。感覚過敏とは音や匂い、見えるもの、感触などが気になるを通り越して体や気持ちの不調や苦痛につながることもあるものです。
一つの刺激に極度に感じるものもあれば特定の状況でひどく感じるなど人それぞれです。原因は脳の機能によるもの、感覚を受ける場所の不調(鼻、耳)、気持ちの不調などです。
私は発達障害ADHDです。最近、聴覚過敏なのかなと実感し始めその対応をしています。しかしつい先日までは何もしていませんでした。私自身も幼少期から苦手な音がありましたが、それくらいでなにか対応するのも違うのかなと思ってました。(当たり前かと思ってしまっていた)
しかし、無理して耐えなくても良い。あまりに刺激を強く感じるならそれの対策をとっても良いんだよという話ができればと思います。私自身の体験談なので主に聴覚過敏の話をしますが他の感覚過敏の方は自分のことに置きかえて考えてみてください。
感覚過敏について大事なこと
今回はまずは先に結論からお伝えして次に一つずつ自分の経験を踏まえ説明させていただきます。
①自分や身の回りの人が感覚刺激に苦しんでいないか把握する。また苦しんでいるなら何が苦手なのかを確認する。
②未然に防いだり対策したりする方法を事前に用意しておく。関わる時に説明することを心がける
この2点が自分自身や他の人との関わる時に大事なことだと思います。
① 自分や身の回りの人が感覚刺激に苦しんでいないか、また何が苦手なのかを確認する。
私は音が苦手ですが、好きな音と苦手な音の差が激しいです。吹奏楽やオーケストラなどの大きな音はかなり大きくても心地よく感じます。
しかし、歌手の歌など人の声は歌っている人によって不快に感じたりゾワゾワとしたりしてしまいます。その人が好きか嫌いかは別として声質や音域などでかなり不快に感じてしまうことがあります。
さらに自分の場合は音に情報があると全て情報として処理しようとしてしまうので頭が痛くなったり気持ちが落ちたり汗をとてもかいたりします。なのでショッピングモールの雑踏や子供の鳴き声とそれに怒る声などとても苦手です。
このように私の場合でもここまで細かく分かれているので自分が好きなことでも相手がどう感じているか確認しておくと親切かと思います。
具体的にはカーオーディオや部屋で炊くアロマや辛い料理のお店に行きたい、子供に服を買ってきて着せるなどの時にどう感じるか確認できると良いでしょう。
②未然に防いだり対策したりする方法を事前に用意しておく。関わる時に説明することを心がける。
①は前提としてこちらが重要です。もしオーケストラの音が苦手ならいかなければ良いという部分もあります。まずさけられるものはとにかく避けるというのが大事です。例えば私ですと
和食器の釉薬が塗っていないザラザラとした部分が擦れる音と感触がとても苦手で見ただけでも鳥肌が立ってしまいます。(以下のリンク先のような食器)
次に避けることが難しい場合に自分が予防したり軽減したりする手段を用意しておくことも同じように重要です。私は狭いタイプのショッピングモールなど人が密集する場所ではワイヤレスイヤホンAirPods Proで音楽を流さずにノイズキャンセル機能を使っています。また、しっかりと耳全体を防ぐヘッドフォンタイプやイヤーマフをつけるのも良いでしょう。状況に合わせて防ぐ手段を自分で用意したり子供など難しい場合は親や身近な人が気にかけてあげることが大事です(下記リンク商品詳細)
上記は聴覚過敏に向けた対策アイテムですが触覚過敏なら縫い目のない靴下や服。視覚過敏ならブルーライトカットのサングラスやツバの広い帽子など、身近なものから使っていけると良いでしょう。
また、もう一つの手段として服薬もあります。自分は今、通院している病院でエビリファイという薬を飲み始めています。脳の敏感すぎる機能を抑える効果があるようですが、まだあまり実感できていないです。
少しの量から検討して自分に合っている薬や量を決めていくのも大事です。通院されている方はお医者さんや心理士さんに相談してみるのも良いかと思います。
最後に
誰しも苦手なものはあります。それがどの程度か自分で理解してどのような対策を取るか何を考慮してほしいのかを周りに伝えることができると今より生きやすくなるかと思います。特にそれらをまだ発信できない子供達には大人が気づいてあげることが大切なのかと思います。
本日も読んでいただきありがとうございました
はんぺん
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