150%ほめられる。デパ地下みたいな栗ごはんを炊く「たったひとつのコツ」
芋栗なんきんに新米と、あれやこれやと消費が捗る秋。中でも年に一度と思うと何度でも炊きたくなるのが栗ごはん。見てみて我が家の栗ごはん、デパ地下のお惣菜屋さんみたいにおいしそうでしょう?栗の鮮やかな黄色をキープするたったひとつのコツは…。
栗ごはん
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①栗の皮を剥く
栗はとにかく新鮮なうちに処理するのが吉。買ったらすぐひと晩水に浸けて翌日の皮剥き決戦に備えます。
鬼皮のお尻(ザラザラ部分)に包丁を入れ、手前に引くようにして皮を剥きます。
渋皮を剥くときはピーラー一択!
手早くきれいに剥けるので栗仕事が苦じゃなくなります。ちなみに私の推しピーラーはこちら。一生モノのピーラーで軽やかに渋皮を剥き、次の工程へ。
皮を剥いたそばから水に浸けていきます。3時間ほどつけてアクを抜きましょう。
②栗を茹でる
鍋に湯を沸かし栗をゆでます。小粒なら1分半〜2分、大粒の栗なら2〜3分。表面の色が変わる程度で充分です。うかうかすると煮崩れてボロボロになるので、鍋の前を離れることなかれ。
③砂糖をまぶす
ゆでた栗を湯から引き上げてアイラップに入れ、砂糖をまぶします。大粒の栗7〜8粒(栗ごはん1回分)に対し砂糖大さじ2杯程度が目安。砂糖はグラニュー糖や上白糖などの白いもの推奨。
袋の外からやさしく揉んで砂糖を溶かしながら表面をコーティングします。砂糖には料理を甘くする以外にもさまざまなはたらきがあり、ここでは浸水性と保湿性を利用しています。説明すると長くなるので割愛。
とにかく、肌と栗は保湿が命!と覚えておけば間違いありません。
表面の砂糖が溶けたらしっかりと空気を抜いて袋の口を縛り、冷ましてひと晩〜冷凍します。栗ごはんには翌日から使えますが半年ほど冷凍保存可能。
栗ごはんを炊く
冷凍した栗をそのまま炊くだけで栗ごはんの完成。砂糖を洗い流す必要はありません。だって、栗って甘い方がおいしいじゃない?
結構たっぷり砂糖をまぶしてる印象だけど、袋の内側にも残っているし甘くて食べられないようなごはんにはならないので心配はいりません。
甘栗でダメ押し。
和栗だけでもいいけれど、今期猛烈にはまっているのが甘栗を使ったダブル栗ごはん。もうね、桃源郷の晩餐かってくらいにおいしい。炊き上がってから加えるのはごはんへの色移りを防ぐため。蒸らす前に入れるとちょうどいい塩梅に温まります。
「甘栗って高いじゃん」と思ったあなた、安心してください。ダイソーで120g入りの甘栗が買えます。もちろん110円で。形は不揃いだけど体制に影響はありません。今すぐダイソーに走りましょう。
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大切だから何度だって言います。肌と栗は保湿が命!
保湿した栗は見た目だけでなく、しっとりほくほく味も抜群。ぜひ試してみてくださいね。
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