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ひとりごと日記_さよならしたギターのはなし

昨日Simon&Patrick(サイモン&パトリック)というエレアコをハードオフに売りにいった。このギターは15 年くらい前に購入し、10年くらい使わずにしまい込んでいたのであまり未練はない。

でも手元になくなるといつか記憶からも抹消されてしまいそうなので備忘録に書き残しておこうかなぁと、そんな今日のひとりごと日記です。

Simon&Patrick の エレアコとお別れ、S&P6 LUTHIER Songsmithというやつのエレアコで、正式なモデル名が分からず…それだけがほんのちょっとだけ心残りです。

そう、埼玉に引っ越してからというもの、1度もこのギターケースのフタを開けていなかったし、クローゼットの奥底に沈み込み、存在すら忘れかけていた。これはあんまりにも可哀想だ…

Simon&Patrickはカナダのメーカーのギターでゴダンの自社ブランドのひとつとして扱われている。買った当時、ゴダンの息子さんが作ったギターですと楽器店の人に説明してもらった記憶があるものの調べても出てこないので不確かな情報かもしれない。

ゴダンのギターにちょっとした憧れがあったので、はじめてエレアコを購入してみた。購入してみたもののふだんフェンダーのジャガーを使っていた私はアコギってこんなに弾きにくいのか…と思ってしまった。

音はシャラーンとキラキラした感じで、とてもクリアで抜けのいい高音。繊細な感じに鳴るのですが、エフェクターで音を歪ませていた私はなかなか上手く使いこなせなかった。音が綺麗すぎて…逆にわたしはちょっと苦手だなって思えてしまって、それでずいぶん眠らせてしまっていました。

…そして久しぶりに引っ張り出してきたサイモンさん、弾いてみたけどやっぱり弾きにくい。そもそも弦高が高すぎる。気になって測ってみると1フレットあたりからすでに2ミリちょい、12フレット辺りまでいくと6ミリくらいはある…これはひどい。

そんなわけで全部弦を外しブリッジをまず1ミリ削ってみた。溝も少し掘ってみる。ついでにネックの反りも見てみようとヘッドからボディを見て反りを見てみた。まぁ、専門家でもなんでもないので反ってるのか反ってないのかよくわからない…

とりあえず50cm定規をネックにあててみたらいんじゃないかなとあててみた。ちょっと反ってる。弦を外したものの交換する弦がないので家から歩いて3分程度のハードオフに買いにい行く。ついでにブリッジピンが白より黒のほうがかっこいいのではと思いついでに購入。

弦を張ってもう一度弦高を測ってみた。1フレットあたりは1ミリちょっと、12フレットは4ミリくらいになっていた、もう一息と…6角レンチを差し込んでまわしてみるとわずかに弦高が下がった。が、回転がキツく止まってしまいこの辺にしておこう…と調整は終了。

調整は本当はもっと繊細なものなんだと思うけど、最悪壊れてもいいかなと(よくないけど)、いろいろやってみたかったので私の実験台になっていただきました。ただ、これは個人のやりたいようにやってみた、という話しなのでちゃんとした調整は楽器屋に持っていくのがいいと思います。

とはいえかなり弾きやすくなり結果オーライ。でもやっぱり音が繊細かつ高いよ〜…シャララーン。うーん私にはエレキとエレガットがあればそれでいいな…ここ数年で高い音がとても苦手になってしまった私との相性がはっきり言ってあまり良くないので手放そう〜。

そんなわけで弦を買いに行ったハードオフに持っていきまして、1万2千円で売れました。買い取っていただきありがとうございます。おそらく弾きやすくなったと思うし、いい人のところへ嫁いで行けますように!と願掛けしておきました。楽器や道具は使われてこそ幸せだろう、と思うので。

今日はやたら長いひとりごとになってしまいました…ではまた。

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