エモーショナルであること
今の私にはないものだなって19歳のときに書いた曲の歌詞を見返してみた。
陽射しの強い日に
色褪せる街が
夢から覚めても
まだ続いてた
私にのばす手を
あなたにのばしても
消えてしまう
君をはなす
黒いアスファルトに
とびだした猫が
もうこたえてくれない
意識の白さに
立ち尽くした
これが夢なら
これはある夏の日に猫が目の前で轢かれて死んでしまい…わたしには何もできませんでした、ごめんなさい…という気持ちの曲でした。(…暗い)
感情を創作にぶつけていた10代〜20代。暗い曲ばかり作っていたけれど、今作れって言われても作れないものだなって思った。
それから仕事、家事、育児に追われ我慢し続けた30代。仕事で何かしらつくることに関わっていたけれども、それは達成感を得るためのただの作業と化していき…
感情の行き場所がなくなってしまったのか、仕事以外では何もつくる気が起こらなくなってしまった。
今年の3月に仕事を辞めて、少しずつ自分が楽しむために色々と手を動かすようになって振り返ってみたら気持ちの変化の大きい年だなって思えてきた。
絵でも言葉でも音楽でも、手段は何でもいいので
作りたいって気持ちが動いた時に動ける自分でありたい
暗くなるような気持ちも楽しくなる気持も
これからは大事にしていきたいです
そう、エモーショナルであり続けたいなって、思いました。
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