水海道第一高校のみなさんがEMCにやってきた!
武蔵野大学アントレプレナーシップ学部(武蔵野EMC)には、全国の教育機関から視察等々の相談がたくさん来ます。その中から、2023年11月16日にご来校いただいた茨城県立水海道第一高等学校のみなさんの様子をご紹介します。株式会社ガイアックスが取り組む「起業ゼミ」の活動の一環としてご来校されました。
■学部長・伊藤 ⽺⼀さんの講義
まずは学部長の伊藤羊一さんから、「アントレプレナーシップ」についてお話しました! 時代が変化する中、自らの想いに従って行動することが世界の幸せにつながること。そのためには「みんなで夢を話すこと」と「人の夢を笑わないこと」が大切だと伝えました。
■EMC生による活動紹介ピッチ
ここからは、「アントレプレナーシップ学部の学生って何をしているの?」という高校生からの疑問に答えるため、5名のEMC生がピッチを行いました!
関根康太さんの発表
トップバッターはEMC3年生の関根康太さん。実は水海道第一高校のみなさん同様茨城県出身。そして、高校時代から起業・活躍しています。ピッチでは、現在行っている「ハッカソンを用いたエンジニアの採用支援」などの活動を紹介しました。そして、「学生のうちは失うものがない。挑戦しない理由がない。好きなことを好きなだけやろう。」というメッセージを伝えてくれました。
宇野 瑚太郎さんの発表
高校までサッカー一筋で高校サッカー選手権大会にも出場した3年生の宇野 瑚太郎さんは、EMCに入学して「行動することの楽しさ」を知ったそうです。現在は、東京、宇都宮、岡山など、国内をあちこち飛び回って、高校生たちの探究学習の支援やアントレプレナーシップ教育の支援を行っています。
降籏翼さんの発表
2年生の降籏翼さんは、仲間たちと一緒に路上アーティスの支援をする「Emotion」という活動に熱中しています。路上アーティストの活動は過酷です。いくら才能と想いがあっても、沢山の人に知ってもらう機会が限られています。そこで、「想いをつなぐ」ことを重視したライブイベントを開催しています。まだ無名のアーティストでも長めに演奏の時間を取り、ファンと交流する時間を大切にするライブで、これまでに6回開催しています。
門倉由美さんの発表
2年生の門倉由美さんは、「高校生向けのキャリア教育」と「オーダーメイド絵本の作成」に取り組んでいます。高校生が自分の人生やキャリアについて真剣に向き合う機会が少ないと考えた門倉さんたちは、実際に高校に行ってキャリア教育のワークショップを行っています。また、それとは別に、それぞれの名前に込められた想いを絵本にして伝えるオーダーメイド絵本を作成する活動をしています。門倉さんは、「自分の中にある純粋な想いを大切にして行動してほしい」と高校生にメッセージを伝えました。
荒井健さんの発表
最後は2年生の荒井健さん。荒井さんが取り組んでいるのは「木材に関するビジネス」と「アントレプレナーシップの研究」です。日本にある数少ない天然資源である「木材」を活かしていきたい。その想いから木材の流通や業務の改善、商品開発を進め、木材産業の6次産業化を進める「LUMMAプロジェクト」に取り組んでいます。また、研究活動にも力を入れていて、アントレプレナーシップ教育に関する研究に取り組んでいます。
EMC生たちの発表に、水海道第一高校のみなさんも興味津々。取り組み内容について学生たちから質問も挙がりました。
■ランチタイムに交流!
ピッチのあとは、ランチタイム! 水海道第一の学生に混ざってEMC生たちも一緒にランチを食べて交流しました。
今回の機会が、水海道第一高校のみなさんにとって何かのきっかけになれば幸いです!
そして、全国の高校生のみなさん。
アントレプレナーシップ教育にご感心がありましたら、ぜひEMCに見学に来てください!