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\法整備に頼らない世界へ/Diversity Journey航海記【アクションチャレンジ63】

みなさん、こんばんは!

 うさみです。

 NPO法人コモンビートの多様性や違いについて考えるプログラム「Diversity Journey」。プログラムの集大成で発表したアクション宣言「生涯吸収・生涯発信」を実践していきます。

 この発信は、基本、毎週日曜日にお届けしています。
 今回は、連日ニュースになっているこちらの件について。よろしければ、最後までご覧ください。

▶秘書官をそうそうに更迭

 岸田首相は、秘書官が同性婚やLGBTQに関する差別発言をしたとして、早々に更迭の判断を下しました。
 何を思っての発言だったのか、甚だ疑問でしかありませんが、すでに皆さんもご承知のとおり、かなり差別的な内容の発言でしたね。

 さらに面白いというか、タイムリーと言いますか、先だって、岸田首相は国会にて「同性婚を認めてしまうと社会が変わっていく」という趣旨の発言をされています。

 首相は、更迭について説明する会見の中で「政権の方針と全く相いれない」「内閣の考えとそぐわない」と話したそうですが、果たして本当にそうなのでしょうか?

 秘書官の発言も、その首相答弁を擁護する際に飛び出たもののようですし、今回の件は、もう少し現実を直視してもらいたいと強く感じてしまう出来事でした。

 なお、主要7か国(いわゆるG7)の中で、同性婚を認めていないのは日本のみだそうで、今回のニュースは海外からも注目を浴びています。ちなみに、現在のG7議長国は日本です。5月に広島サミットが予定されていますが、いやはやなんとも。。。

▶大事なのは法整備?

 これらの問題を受け、連立を組む公明党の山口代表から「LGBTQに関する理解を増進するための法整備が必要」との発言がありました。
 しかし、本当に必要なのは法整備なのでしょうか。
 確かに、政治家としては、形に残るものとして「法整備をしている」のは大きなポイントですが、効果がなければ意味がありません。

 むしろ、本当に必要なのは、教育活動において、ダイバーシティ&インクルージョンのような多様性を育むことではないでしょうか。そして、政治が決断し、今回話題となった性的少数者のみならず、すべての人がありのままの自分でいられるような社会を目指していってほしいものです。



最後までご覧いただきありがとうございました。
うさみ

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