繋がり、成長し、キャリアの未来を拓く
こんにちは!小野です。
先日、第18回となる『tecHub』を開催しました。
『tecHub』は、「繋がり、成長し、キャリアの未来を拓く」というテーマのイベントです。
2019年から始めたこの会も、毎月多くの方が集まり、今回は82名の方々に参加頂きました。
2023年にアフターコロナとなり、多くの方の足が外に向くようになりました。IT企業でも出社が増えてきましたが、まだまだリモートワークも多く、社内のコミュニケーション減少は解消されているとは言えません。会社以外の新しいコミュニティや学びや交流の場を求めている方の多さを改めて体感しました。
人生を変えるきっかけや情報は「人」からくるものです。
オフラインのリアルな交流の場を通じて、以下のような価値を提供してければと思っています。また、今後はオンラインの場も活用できるようにプラットフォームも提供開始しました。
・キャリア(働き方、生き方)について考える幅を広げる
・働き方の選択肢を増やす(ITエンジニアの働き方3.0)
・実際に選択肢を増やしたモデルケースとなる人の経験の分かち合い
・フリーランス転向をはじめとした具体的な支援
・ITサービスとエンジニアとのマッチング
1、ライトニングトーク(LT)
今回は、4名の方にLTをしてきました。
※LTは、カンファレンスやフォーラムなどのプレゼンテーションで、3~5分程度の短い時間で発表する手法のこと。
・インフラ(AWS)を軸とした会社の40代パパ社長
・ITベンチャー企業のCEO
・フリーランス転向したばかりのバックエンドエンジニア
・弊社プラットフォーム事業責任者(PM)
同じITエンジニアでも職種や経歴の違いもありますし、何を求めて仕事をしているかが三者三様でした。
ITベンチャー企業CEOの方からの、「どういうITエンジニアが稼げるか」という生々しいお話は特に大反響でした。
みなさん、やはりお金に興味が強いです(笑)
貴重なお話を本当にありがとうございました。
2、働き方 3.0(ITエンジニア版)
私達は、ITエンジニアとしての働き方 3.0への移行を推進しています。
働き方 1.0
WorkerEngineer:会社の仕事をする
<メリット>
教育コストを会社持ち
エンジニア業務に集中できる
<デメリット>
収入が上がりにくい
業務や同僚を選びにくい
働き方 2.0
ProfessionalEngineer:個の技術でできる仕事をする
<メリット>
仕事を自分で選べる
技術次第で高い報酬を得られる
柔軟な働き方が可能
<デメリット>
常に自分で技術をアップデートする必要あり
エンジニア業務以外の仕事がある
大型案件に関わる機会が少ない
働き方 3.0
TeamBuildingEngineer:チームを作って仕事をする
<メリット>
チーム作りはAIにできない
仕事を選ぶことも創り出すこともできる
大規模プロジェクトも可能
<デメリット>
時間がかかる
3、「キャリアビジョン」を描いてから働き方を選ぶ
以前、参加者の方から、「ITエンジニアとしてどんなキャリアパスや職種を選べばいいのか?」という質問がありました。
こういう場合、逆にこう質問をお返しすることにしています。
「3年後5年後、どんなキャリアビジョンを描いてらっしゃいますか?」
当たり前の話ですが、旅行に行くときは行き先を決めてから乗り物を決めます。
乗り物から決めて旅行に行く方は少ないと思いますし、自転車が好きでも海外には行けません。
これが「今後の人生」が対象になると、職業(乗り物)から将来を決めたり、好き嫌いで職業を決める方が見受けられます。
実際、社会に出て2年目までの私もそうでした。
キャリアビジョン(仕事、親との関係、家族関係、自分の成長の理想)を描いてから、働き方を決める。
将来から逆算して、必要な能力を身に付ける努力をする。
私自身が20代から大事にしてきたことですし、ITエンジニアを志す方にもお話していることです。
ITエンジニアなったら、フリーランス転向したら、独立したら、豊かさや幸せが保証されることはありません。
キャリアパスや職種によって、得られるものが決まることもありません。
働き方を変える前に、まずはどこに向かうのか、何を得たいのかという方向性を検討されることをおすすめします。
まとめ
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