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#280【宮城】ニッカウヰスキー 宮城峡蒸溜所を歩く

ウイスキーはお好きですか?
旅するフォトマガジンMとWメンバー、ウイスキーにドはまり中のあきらです。

実はジャパニーズウイスキーの定義って今年制定されたばかりなんですって!
世界中でどんどん評価が上がっている日本のウイスキー、海外ではかなり入手困難位なっており、日本国内でも原種不足により出荷制限や商品がラインナップから消えてしまうことも…

最近では新しい蒸溜所が全国各地に出来たり、開業の計画が立てられたりとブームに拍車がかかっておりますが、歴史ある蒸溜所へ足を運んでみました。

遠出しずらい時期ですが、お家でお酒を嗜む際に蒸溜所の雰囲気が少しでもこの記事から伝われば幸いです!

◆ニッカウヰスキー 宮城峡蒸溜所


仙台駅から車で数十分、近くの作並駅からタクシーで数分の場所に
「宮城峡蒸溜所」は佇んでいます。

作並駅に着くと、さっそく看板がお出迎え。

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1時間に1本来るのかな?
そんな風に、仙台市内と打って変わってとても静かな「作並駅」

夏に訪れたこともあり、深い深い緑の中に蝉の鳴き声が染み渡ります。
田舎の夏。
岩手出身の身として、虫の鳴き声に心地よいうるささを覚えました。

さて、向かいましょう!
高鳴る肝臓を抑えながら、蒸溜所へ向かいます。

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赤いレンガのような看板がお出迎えしてくれます

ビジターセンターへ入ると...

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かわいいポットスチルがお出迎え。
後に知ることになるのですが、このポットスチルの設計が味を左右するんです。

モノづくりの分野もお酒の持つ個性へ影響を与えるの、いつ考えても不思議だ。

この日は工場見学を予約していたので、開始時間まで建物の中を歩きます。

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◆いよいよ工場見学へ!

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ポットスチルに巻いてあるしめ縄
海外から来た「ウイスキー」という文化が、日本の地に溶け込んでいるような感じ。神聖ですね。

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とにかくこの緑に囲まれた地が居心地がいい

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夏なのにちょっと涼しいこの地で、ゆっくりと時間をかけてウイスキーが熟成されているんですね。

◆ウイスキー貯蔵庫

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この薄暗い建物の中で、ウイスキーたちが長い眠りにつきます。

建物に入った瞬間に感じる木とウイスキーの香り。

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熟成が進むと、「エンジェルズシェア」といってウイスキーは樽の中から少し減ってしまうそう。

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もったいないなぁと思いつつも、年数がたてばたつほど自然と減っていくウイスキーに価値がある意味が垣間見えます。

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◆飲みすぎ注意!試飲コーナー

工場見学の最後には、皆さんお待ちかねの試飲コーナーがありました。
(もちろんノンアルもあるよ!)

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この3杯をじっくりと味わいます。

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おいしい飲み方がわかるテイスティングのいろはも置いてあるので、
様々な飲み方を楽しみましょう。

ほんのちょっとだけ水を垂らすだけで、まるで違う飲み物のように表情を変えてくれます。

というか、本当に水がうまいんです。
「水!!うめー!!」とかいってがぶ飲みしていましたね。

無料試飲コーナーを過ぎると、お土産ショップと併設された有料試飲コーナーが。

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琥珀色の輝きが堪らないんです...!

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終売してしまった珍しい銘柄や、全然手に入らないものがリーズナブルに楽しめます。

何度か行きましたが、当時はかなり海外からいらっしゃった方が多く、
ジャパニーズウイスキーの人気ぶりが伝わってきました。

◆有料テイスティングセミナー

これまたなかなか予約が取れなかったんですが、テイスティングセミナーなるものもやっていたりします。

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「宮城峡」といっても、樽の種類や麦芽の種類を変えるだけで香りや味わいの違いに驚きました。

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とにかく度数が高いので、セミナー終わるころにはいい感じに出来上がっていましたね笑

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ニッカおじさん、また会いに行くね。

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あなたの好きなウイスキー、まずは近所のお店からでいいので見つけてみませんか?

fin.

使用機材
Camera:SONY α7RⅢ / iPhone
Lens:SONY FE 16-35mm F4,55mm F1.8

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