見出し画像

#483【島根】女子旅におすすめ!冬の島根へ(後編)

みなさん、こんばんは。
愛媛のキュレーターみのりんです🍊

お久しぶりの投稿となり、気がつけばもう春がそこまで来ていますが…
本日は、島根女子旅の後編です。前編はご覧いただけましたか?
お気に入りの写真がたくさん撮れているので、ぜひ読んでみてくださいね。


さて、今回は島根旅2日目について。ざっくりプランを振り返ります。

■day1 〜玉造温泉観光〜
朝    JR松山駅 出発
昼    岡山駅で乗り換え・昼食
夕方   玉造温泉街へ到着
     玉造温泉周辺を散策
夜    地物料理と、宿・温泉を堪能

■day2 〜出雲観光〜
朝    玉造→出雲市へ移動
     出雲大社参拝・散策
昼過ぎ  出雲市を出発
夜    愛媛へ帰着 

写真を撮って美味しいものを食べ、温泉に入って、玉造を大満喫した1日目。
2日目は出雲へ向かいます。

玉造温泉から出雲へ

2日目のメイン「出雲大社」へ、玉造温泉からの所要時間は1時間半ほど。
JR→一畑電鉄での移動もひとつですが、私たちはバスで向かいました。

玉造温泉〜出雲大社間のバスは、朝の一本しか出ていないので、バス移動時は要チェックです。

バス停は玉造温泉街の中にあるので、温泉街に宿泊していれば徒歩圏内にあります。バス停へ向かう途中、何やら人影が見えました。

こんな寒いなか川で水遊び?しかも早朝から!?と目を疑い、近付いてみると…なんと、川のすぐそばに足湯が…?

水が流れる横に、ちゃんと温かく湧き上がる温泉が一角にありました。
時間があまりなかったのと、完全防寒の格好をしていたため足湯は断念。川にある足湯の他にも、しっかりと足湯を楽しめる「姫神広場」というスポットもあったので、温泉街を散策しながら足湯を満喫するのもいいですね。

バスに揺られること1時間半、出雲大社の門前にある「神門通り」に到着です。(早起きのためほとんど寝ていましたが)

9時半頃の到着でお店もあまりオープンしていなかったため、先に参拝をすることにしました。

出雲大社へ

出雲大社への参道は、「勢溜(せいだまり)の大鳥居」がそびえ立つ正門から始まります。

勢溜の大鳥居
祓橋(はらえのはし)

勢溜の大鳥居から先に進むと、かなり勾配のある下り道が。後で知ったのですが、出雲大社の参道は全国でも珍しい下り参道なのだそうです。

祓橋を進むと、松並木が続く場所に出ました。

(NATURA CLASSICAで撮影)

こちらの松は、日本の名松100選に選ばれています。

松並木の道を行くと、拝殿に到着です。今回の旅の最大の目的は「出雲大社で参拝をすること」だったので、いつも以上に丁寧に参拝をしてきました。

参拝を終えておみくじを引いて、境内を軽く散策(寒すぎたので、本当に軽くです…)

(実は微妙な結果だったおみくじ。。)
こちらの八足門、御祭神に最も近づける門で、通常はここから御本殿を参拝するのだそう。


さて、ここでわたしたちはある疑問を抱きます。

こちらが拝殿の写真ですが、「あれ…なんかしめ縄ちっちゃい…?」と。
いやでも、写真で見るのと実際に見るのではやっぱり違うのか…なんて思ったりもしながら友人に打ち明けると、同じことを思っていました(笑)

目的地だけ決めて、あとはあまり詳細など下調べをしていなかったので、その場でググってみます。
すると、私たちがイメージしていた「出雲大社の大きなしめ縄」は、何と拝殿のものではなかったのです…

そうそう、私たちが思っていたのはこの巨大なしめ縄!!!
こちらは「神楽殿」と呼ばれる建物。出雲大社の境内には社殿がいくつかあり、そのうちのひとつです。
てっきり、本殿にこの大きなしめ縄があると思っていました。

神楽殿の大しめ縄は、全長が約13.6m、縄の一番太い部分の直径が約8m、重さはなんと約5.2kgもある日本最大のしめ縄なんだとか。圧巻です。

念願の出雲大社で参拝し、大しめ縄を見て、(本当はもっと境内散策したかったけど寒すぎて…)出雲大社をしっかり満喫した私たちは、来た道を戻ります。

道中、こんな感じでいたるところにウサギの像を見つけました。
出雲大社境内には、神話「因幡の白兎」を基に作られた「ご慈愛の御神像」をはじめ、さまざまな場所にウサギさんがいます。何匹いるか気になりますね。


さて、寒さの限界を感じながら、私たちは神門通りに戻ってきました。

「神門通り」は約700mの表参道で、お土産やさんや出雲名物のお蕎麦・ぜんざいが食べられるお店などがあります。

こちらのサイトを参考に散策しました。

まだ11時にもなっておらず、お昼ご飯には少し早い時間。私たちは神門通りのあちこちで見かけた「ぜんざい」の文字に引き寄せられていきます。

お邪魔したのは、「大社門前いづも屋」さん。
ぜんざいの他には、こちらも有名な”出雲そば”もいただけますよ。

最大の寒波と言われるなか参拝を終えたわたしたちには、このぜんざいがほんっっっとうに沁みわたりました。

ぜんざいで体力を取り戻したので、その後お土産を買いに繰り出しました。
たくさんのお店がありますが、素敵なお店をひとつご紹介!

「okinogami blue stand」

友人が目星をつけていたこちらのお店、店名にもあるように、なんと "青色のチョコレート" が売ってあるんです…!

私たちが訪れたのは、「沖野上ブルーカカオ」さんの姉妹店になります。
メガネ屋さんの跡地につくられた店舗がなんともレトロで可愛い!

青いチョコレートをはじめ、様々な色・種類のチョコレートが陳列されていました。
こちらわたしは、ホワイトチョコレートとキャラメルを購入。

私たちが足を運んだのは姉妹店ですが、「沖野上ブルーカカオ」さんでは、工場でチョコレートを一から手作業で作っている様子が見学できるとのこと。時間の都合で行くことができませんでしたが、次の機会にはぜひ訪れてみたい場所のひとつです。

こんな感じで神前通りを満喫し、帰路に就くべくバスでJR出雲市駅へ向かいます。

出雲大社前駅

私たちが帰りに利用したバス停「電鉄退社前」のすぐそばにある、一畑電鉄さんの「出雲大社前駅」
モダンな洋風建築の駅舎で、外観も内装もとっても可愛いんです。

一畑電鉄さんの、可愛いオレンジ車両が見えました。

出雲大社前駅は、国の登録有形文化財と、近代化産業遺産にも指定されています。
中に入って楽しむのもよし、一角には小さなお土産ショップもあり、電車・バスの待ち時間も退屈せず楽しめますよ。


島根のお土産紹介

わたしが今回の旅で買ったお土産を一部ご紹介しますね!

■大風呂敷サンドクッキー

大風呂敷クッキー

みなさん、山陰名物の「大風呂敷」はご存知ですか?
鳥取県では昔から慶びごとには、家紋の入った大風呂敷に祝いの品を包む風習があるそうで、それをモチーフにした和菓子なんだそうです。

その大風呂敷をクッキーにした「大風呂敷サンドクッキー」を購入しました。

きな粉味のクッキーという感じでしたが、程よい甘さで、食べ応え抜群!
いろんな個数で売っているので、配布用にも自分用にも購入しました◎

■出雲のお福わけ

いくつかお土産を買いましたが、個人的ベスト島根土産です。
餡子が中に入ったおまんじゅうで、とてもシンプルなのですが本当に美味しい…!

自分用に2個入りを1袋と、実家用に5個入りを1箱買いましたが、もっと変えばよかったとネットで購入を検討したくらいお気に入りです。

島根に行った際はぜひ、騙されたと思って食べてみてください。(激推し)

また訪れたくなる、島根。

今回はタイトスケジュールであまりゆっくり滞在できなかったのですが、その短い時間の中でも、たくさんの魅力に触れることができた島根旅。

美味しいものを食べて、観光地を巡って。島根県自体も広いので、遠方からお越しの方は最低でも2泊3日はした方がいいかなという個人的所感です。

車もいいけど、移動中の景色を楽しむことができる電車の旅もオススメですよ。

駅弁も、電車旅の醍醐味です。


いかがでしたか?
冬ももう終わり、暖かな島根もまた違った顔を見せてくれるはずです。

是非みなさんも、島根で非日常を過ごしてみてください。


それでは、また。

【使用機材】
FUJIFILM フィルムカメラ NATURA CLASSICA N / Kodak PORTRA 400

記事をご覧いただき、ありがとうございます。サポートいただいた資金は、今後の取材や旅のためとして、記事制作に活かしていきたいと思います!宜しくお願いします!