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秋の出店ラッシュ②~こうふのまちの一箱古本市

9月の出店記録、今回は9/17甲府です。

こちらは5回目の開催、coldmountainstudyとしては4回目の出店になります。

このイベントとしては初めて、ちょうど1年をおいての開催でもありました。
過去にも書いているように、自分にとって”転機”となった思い入れの深いイベントです。

今年は大分いろいろな本に関わるイベントが復活してきていていくつかイベントが被った様子。それでも”いつもの”本屋さんたちがたくさん並んでいました。自分はいつもの新駒書店さんをお誘いしての参加。

https://www.instagram.com/shinkoma_bookshop/

さて当日。

今年は日本全体記録的猛暑。

自分が住んでる南佐久の高原でも暑くて暑くて(それでも朝晩は常に快適でしたが)なんて言っているのですから、気温が上がる盆地である甲府はどうなのかと・・・。

曇り空、途中朝食に降りた韮崎の時点で暑く感じる。やはり南斜面、気温は同じでも空気の質が違うと暑く感じます。

快調に走りいつもの駐車場に車を停めいざ準備・・・当然、さらに暑い。アーケード商店街が会場で直射日光がない事だけが救いでした。

いつもの顔ぶれに挨拶をしつつ、イベント準備・開始。


エリアの角になる好立地でした。1店のスペースが若干狭いのがこうふ数少ない難点。
お隣が新駒書店さん。

昨年は気づいた時にはすでに大混雑・・・甲府に来た時の愉しみAKITO COFFEEも開店後素早く獲得。


小さく見えてるアイスクリームもまた美味そうで、また店長曰く実際美味いらしい。
自分はコールドブリューを。


開始直後。
商店街端っこのエリアの方でちょっとしたトラブル。これは主催者さん側も発表していないので詳しいことは省きますが、のっぴきならない事情で1時間チョイでしたか?数店舗が開店できない・・・なんてことがありました。これは残念。

昨年と比べても”ひさしぶりの喜びバクハツ”感が薄れたのかはたまた暑すぎたのか?少し落ち着いた客足。

それでも十分賑わいました。


うん、十分賑わってます。

おひさしぶり!さんも初めまして!さんも。


絵本に強い・・・そしてこの手のイベントはやはり絵本がよく動く・・・pieni nukkaさん。
昭和レトロは山梨常連・甲斐古堂さん。

特に自分と背中合わせに出店されていた方は建築関係のお仕事をされている方で、今回初めての出店。セルフビルド建築に関する超面白そうな1冊を購入しました。連れて帰った本達の紹介はまた改めて。

周辺の企画も充実。春光堂横のスペースは貸し棚本屋ができていたり、店前のスペースではイラストの出店も。


奥ではアートの展示も。
イラスト書いてた方、面白そうな方だったな。お話しする時間欲しかった。

いやいやいや、今年もたっぷり本の時間を味わいました!

・・・では終わりません。

今年は昨年開催されなかったアフタートークイベントもしっかり開催されました。これが嬉しかった!

自分が初めて出店したときのアフターイベントは本屋同士の懇親会だったのですが、そこでつながった方々ほぼ全てがなにか”本屋同期生”みたいな感じに思えて、未だにいとおしい。つながりも続いています。

今年は座談会。テーマは「本屋という仕事」。

三者三様の本屋さんたち。右端はファシリテーターさん。

古くから続くまちの本屋としての春光堂さん、最近開業したブックカフェとしてののほほんさん、通販メインで最近甲府の「文化沼」内に実店舗を設けたMagazin isn't deadの高山さん。

会場にはこれから本屋をやりたい、なんて方も遠く静岡・富士宮からいらしてたりして(富士宮の一箱古本市も同じ日に開催だったのに!)濃度の高い時間でした。

しっかり満喫して帰路に就くと残念、愉しみにしていた山梨ウヰスキーのお土産を買うには時間が遅くなりすぎていましたが(山梨に出かけたときは恒例なのです。)そんなことも気にならない、最高の本の一日でした。

やはり、このタイプの本のイベントとしては一つの完成形ですね。スバラシイ。

とか。

言ってる場合じゃない。

この翌日は連戦で小諸で恒例化しつつある本のイベントに出店。

愉しくも忙しい。暑くてアツい本の日はまだ続きます。

http://www.coldmountainstudy.com/
coldmountainstudy@gmail.com 

coldmountainstudy  店主:鳥越将路


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