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ありがとう投信・ありがとうファンドの運用レポート、わたしの読み方〜(24年2月運用分)〜

はじめに

わたしが読む視点で書いている運用レポート、わたしの読み方。
この投稿を通じて、さっと読む機会を増やしたいという想いもあります。
わたしはいくつかのファンドに投資していますが、その上位組み入れファンドの運用レポートくらいは読もうよという企画です。

ありがとうファンド

ありがとう投信が運用する「ありがとうファンド」。
ファンドオブファンズという形式をとるファンドです。

お客様レター

お客様レター

社長メッセージ

今月のお客様レターから特にお伝えしたいことはこちらです。
ちょっと長めに引用しますね。

弊社は今月3月9日におかげさまで創立20周年の節目の年を迎えます
こうして無事に20周年を迎えられるのも皆さまの暖かいご支援のおかげです。
この場を借りて感謝申し上げます。
本当にありがとうございます。
ここまでの道のりは決して平坦な道のりばかりではございませんでした。
20年を振り返ると色々なことがあり、困難に直面したり、大変な時期もございましたが、役職員が一致団結することで乗り越えてくることができました。
「やっと20年」「もう20年」「まだ20年」など色々な思いが湧いてきて感慨深いものがあります。
ありがとうファンドがスタートしたときの運用資産残高は約1.6億円でしたが、先月末には約225億円まで運用資産残高を増やすことができました。
これもひとえに皆さまから継続して託されたご資金と長期投資の運用成果の賜物であると感謝申し上げます。
弊社は、5名の税理士・公認会計士が長期投資による資産形成のお手伝いによってお客さまの将来不安を解消しようと立ち上げた独立系のユニークな資産運用会社です。

39レターより

創業20周年、おめでとうございます。
小さく始まったありがとうファンドですが、ここまで大きくなりましたね。
リーマンショック、金融危機といった荒波を乗り越えてきたファンドです。
実績は未来を保証するものではありませんが、経験を積んできたファンドとその仲間は強いと思います。
引き続き期待して積み立てを続けていきたいと思います。

創立から20年経ち個人の資産運用の選択肢は大きく広がり、便利で手軽に少額から始められる環境が整ってずいぶん変わってきました
今年から新NISA制度がスタートしたことも個人の資産運用を促進していくことになるでしょう。
しかしながら、表面的な資産運用の手段や利便性、選択肢が増えて制度は変わったとしても、資産運用で大切なことの本質は時代が変化しても大きく変わることはないと考えています。
いつの時代も資産運用で大切なことは、ご自身の資産運用の目的・目標に向かって、複数の国・地域・資産・銘柄に分散投資をしてリスクを抑制し、価格変動リスクに対しては時間軸を長期で捉えることで相場動向に一喜一憂せ ずに長期投資で資産運用を継続していくことです。
何事も『継続は力なり』と言われるように、資産運用でも長期で継続していくことは、資産運用で最も大切なことの一つであると同時に、実践していくのが難しいことでもあります。
今年創立20周年を迎えますが、資産運用は長期の時間軸で考えていく必要 があるので、20年はあくまでも通過点でしかありません。
弊社では、10年先、20 年先を見据えて、これからもお客様の資産運用を一生涯サポートさせて頂ければと考えております。
お客様が資産運用を継続していけるように、良い時も悪い時も上り坂も下り 坂もまさかの時も一緒に伴走していきたいと考えておりますので、今後ともありがとう投信をご愛顧いただきますよう何卒よろしくお願い申し上げます。

39レターより

価格変動リスクに対して、時間軸を長期でとらえることで相場変動に一喜一憂せずに長期投資で資産運用を継続して言うこと。
難しいという記載がありますが、淡々と積み立てをするという武器があります。
まずは踏み出してみませんか。

今どきは保証人より賃貸保証会社が主流⁉ 家賃保証のメリットとデメリット

門出のとき、賃貸借契約の季節です。
賃貸保証会社のメリットとデメリットについて書かれています。
興味のあるなしにかかわらず、是非一読を。

運用レポート

運用レポート

2024年2月の売買は、コムジェスト日本株式ファンドとラザード・エマージングマーケッツ・エクイティ・アドバンテー ジ・ファンドを売却したとのこと。

ファンドマネージャーの裁量の範囲の話ですから、わたしからのコメントはありません。
引き続き、運用についての説明を丁寧にお願いしたいですね。

ありがとうブログ【持続可能な自転車操業】

ファンドマネージャーの真木さんからのメッセージです。

結局、国の財政状況は企業のそれと異なるので、日本という国が財政破綻するかどうかはわかりませんが、この一連の話から学べることがあるとすれば、まず個人・企業・国どんなレベルであっても資金繰りは必要なことです。しかし、資金繰り自体が個人・企業・国の存在する目的ではないという事も忘れてはいけません。自転車マニアを除き、多くの人にとって自転車はあくまでも移動手段であり、自転車が動くのは当たり前で、重要なことはどこに行くか、何を運ぶかだと思います。これは資産形成においても同様で、新NISA制度を使わないと損するからとか、株価が上がっているようだからと何かに追われて投資を始めても長続きしません。自分で資産形成の最終的なゴールを決め、ゴールに向かって上り坂でも下り坂でも淡々とペダルを漕ぐのが一番の近道ではないでしょうか。

最後になりますが、冒頭話した友人は苦学されて奨学金を貰い来日し、日本の大学で学び、就職して今があります。たとえ今勤めている会社が倒産したとしても、彼のように知恵とバイタリティーがあれば自国に限らずどんな国でも働けることでしょう。こういったたくましい若者を育てるためなら赤字国債を発行したとしてもアシストし甲斐がありそうですね。残念ながら、昨年政府が発表した『異次元の少子化対策』の内容を見ていると、現状維持すら諦めている様子です。資産形成は新NISA導入で自助努力が決定しましたが、どうやら子育ても自助努力決定のようですね。

ありがとうブログより

自分の道をひたすらに淡々と歩んでいく。
まさに #投資も寄付もコツコツと

39クッキング【カキフライ・ミーツ・タルタルソース】

カキフライ、ハムカツ、そしてタルタルソースが美味しそうです。

こんなのを読みながら、ぼちぼち投資を進めています。

ところでありがとう投信では、毎月初に共通KPIが公開されています。
99.2%の方が運用損益でプラス!
もっとも、現在は日経平均やTOPIXも最高値を更新するなど、インデックス投資もプラスの方がほとんどだと思いますが。

投資も寄付も一日にしてならず。
投資も寄付もコツコツと。

では。

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