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ひふみのあゆみ(ひふみ投信月次レポート)~わたしの読み方・2024年3月運用分~

ひふみのあゆみ

ひふみ投信の「ひふみのあゆみ」3月運用分が公開されています。

ひふみのあゆみ

銘柄紹介(基準日時点の組入比率1~10位)

今月もトヨタ自動車が組み入れ最上位です。
あとは、気が付いた範囲では会社の順位の上下動といった感じかな。
まあ、特に気にすることもなく読み進めます。

運用責任者よりお客様へ

3月の大きなトピックは、日銀のマイナス金利解除という大きな政策変更があったことです。
長かったマイナス金利が終了し、日銀の金融政策のいわゆる正常化がはかられました。
これからはゼロ金利から金利が上昇をしていくのかという点が重要になります。
日本の経済状況は長いデフレのトンネルを抜けつつありますが、一方で日銀が目指している2%のインフレ目標の定着に至るのかはまだ様子見です。

3月の段階で春闘の賃上げ率は4%~5%程度の高い数字で妥結しました。
これは政府の後押しもあり企業業績の向上にともなって実現したことで、日本経済には明るいニュースです。
これが消費者の将来への期待に影響を与えて日本の消費が上向くかが大きなポイントになります。
一方で4月から社会保障費の国民負担なども上昇しているので、賃金の上昇分が素直に消費の上昇につながるかは実際の数字を見ないとわからないでしょう。
心強いのは足元の株高で富裕層の含み資産が増えており、それによる高額消費の伸びは後押しされることと考えられ ます。

ひふみのあゆみより

これからどんな時代を迎えるのか。
ひふみ投信と歩んできたデフレ下の投信積立です。
わたしの印象ではありますが、ひふみ投信は銘柄の入れ替えが比較的頻繁なイメージです。
これからのゼロ金利解除というステージで、どのような運用を行うのかも含めて、引き続きのんびりと積み立てしながら見ていきたいと思います。

運用メンバーからのメッセージ

今月のトピックは、”ひふみシリーズの最高値更新や「ひふみマイクロスコープpro」の新規設定など、活気のあるニュースが続いてい ます。今後への意気込み、見通し、思うところを教えてください。”です。

マーケットの状況に関係なく、マーケットが上昇してもとくに熱くならず、一方で下がってもがっかりせず、やるべきことをしっかりとやり続けていこうと思います。

ひふみのあゆみより

藤野さんのコメント同様、わたしも冷静に見守るだけです。
また、大城さんのコメントも大事だなと思います。

間違いなく、世間の投資熱が高まっています。それは天井のサインだ!という声が聞こえてきそうですが、良い投信に積立投資、を焦らずコツコツ続けるに限ります。

ひふみのあゆみより

では。

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