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鎌倉投信”結い2101”の運用報告書を読んで(2023年9月運用分)

はじめに

ありがとう投信の「ありがとうファンド」の9月分の運用レポートでも書いたように、月次レポートを読んだ感想などを書き出していこうと思います。

ちなみに、鎌倉投信”結い2101”の8月運用分投稿はこちらです。

鎌倉投信のサイトはこちら。

https://www.kamakuraim.jp/

結いだより

https://www.kamakuraim.jp/_files/10-357/yuidayori202310.pdf

今月は、いい会社訪問のレポートがヤマトホールディングスということで、「ヤマトっぽい!」と思わせる表紙です。
表紙を見ただけでワクワクしちゃうんですよね。

いい会社訪問~ヤマトホールディングス~

1ページが丸ごと、いい会社訪問に充てられています。
ヤマトの羽田クロノゲートとクロネコヤマトミュージアムの紹介です。
どちらもまだ行ったことがない場所です。
一度行ってみたいとは思っているのですが、なかなか機会がありません。

宅急便が始まったのが約50年前。
開始初日は11個しか荷物が集まらなかったなど、今では想像できないようなエピソードが書かれています。

取材のひとコマ~ダイニチ工業~

続いての1ページは、運用調査部の取材をどんと載せています。
特に気になったのは、"「らしさ」が随所に見える工場"の部分です。

本社屋に隣接する工場では、主に冬に活躍する家庭用石油ファンヒーターや加湿器が続々と生産され、在庫として保管されていました。季節性商品でありながら、1 年を通じて生産することは在庫を抱えるというデメ リットがありますが、協力工場の経営が安定するというメリットの方が勝るとのことです。協力工場を含めた「仲間」たちが安心して生活できることを考えているからこその生産体制です。吉井社長からも「仲間たちの暮らしを守るためにもメーカーであることにこだわり、よい商品を生み出して社会に貢献したい」と伺いました。また、障碍をお持ちの従業員も、生産工程の中で他の従業員と一緒にヒーターの検査業務を担当するなど、役割を持って働いていました。「定年まで勤める方が多く、親御さんにも安心してもらえる。」と説明をいただいた担当者の頬が緩みました。ここにもステークホルダーを大切にするダイニチ工業さん「らしさ」を感じました。

鎌倉投信「結いだより第163号」より

太文字部分が多くて、どの部分も気になったわけですが、読んでいると鎌倉投信の会社取材時の着眼点が見えてくるようですね。
とてもいい感じです。

「結い 2101」運用報告 資産形成

投資先数は、新規に1社投資したことにより前月末から1社増えて72社となりました。

鎌倉投信「結いだより第163号」より

どの会社に、どういう理由で投資したのでしょうか。
開示が楽しみですね。

わたしはこんなふうに月次報告を見ています。
相場がどうとか、上昇、下落の理由はほとんど読まないんですよね。
そんな感じです。

では。

関心を持ってくれてありがとうございます。 いただいたサポートは、取材のために使わせていただきます。 わたしも普段からあちらこちらにサポートさせてもらっています。 サポートはしてもしてもらっても気持ちが嬉しいですよね。 よろしくお願いしますね。