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気になる投稿~誰と共にいい会社をつくるか~

#鎌倉投信 社長の鎌田さんの投稿を読みました。
多くの方に読んでほしいので、共有させていただきます。

『誰と共にいい社会を作るか』

鎌倉投信は、「人」「共生」「匠」の三つの観点でいい会社を見ている運用会社です。
わたしも『結い2101』を積み立てている大好きな運用会社です。

これらは、個社単体で成長する時代から、取引先や顧客、地域などと共に価値を創造し、共に発展する時代への変化を意味していると感じます。言葉を換えると、会社は、一般のESG投資でおこなわれる評価、「顧客や取引先に対する責任、サプライチェーンの問題の有無」などを形式基準で満たすことを超えて、共生における取組みが本業の中心に据えられること、その独自性や社会的影響度に真剣に向き合うことが求められ始めたといえるでしょう。投資をする側も、その点を見極め、伴走・支援することが大切になってきたと感じます。

鎌倉投信社長鎌田さんのnoteより

時代の変化は感じるところです。
「共生における取組が本業の中心に据えられること」とは、本気で共生の取り組みをやっているのかを示すものと感じます。
わたしたち投資家も、運用会社を通じての投資であっても、しっかりと伴走支援していきたいですね。
とても共感しています。

以前、漢方薬の開発・製造・販売をおこなうツムラ(本社、東京都港区 東証プライム上場)の加藤照和社長と面会した際、漢方の原料となる生薬の産地(主に中国)を自ら訪問し、その実態を把握しながら、農家の生活が不安定になることがないよう配慮している、といった話を伺ったことがあります。中には問屋を通すケースもあるので、100%産地を特定することは難しいかもしれないですが、そうした努力は信頼できると感じたものです。

また、僕の友人で、長野県伊那市に本店を置くケーキ屋さん菓匠Shimizu(非上場)の清水慎一社長から、チョコレートの原料となるカカオの産地に赴き、「ここで働く皆さんのおかげで、こんな美味しいケーキができる」、と同地の原料から作ったケーキをわざわざ届けたという話を聞いたとき、深く感銘を受けたものです。

鎌倉投信社長鎌田さんのnoteより

漢方薬のツムラの話は、鎌倉投信から聞いたような覚えがあります。
実例を挙げていただけると身近に感じますね。

これらの「共生」によって生まれる価値は、「商品をつくる過程において関係するすべての人、自然や地域社会の豊かさの総和」、といえるでしょう。「共生」にみるサプライチェーンとは、「自然環境」「地域社会」「顧客・取引先」のつながりであり、そのどこにも負の歪みを生じさせない関係づくりへの本気さこそが、「共生」の根本命題なのだと感じます。

鎌倉投信社長鎌田さんのnoteより

「いい会社」は、「自社の商品やサービスを生み出す過程において、関係するすべての人、自然や地域社会の豊かさの総和」を探求している、ということです。言葉を換えれば、「共生」に求められる視座とは、社内外すべての関係者とともに、どれだけの価値を共創しているか、つまりサプライチェーンではなくバリューチェーン(価値共創力)にある、といえるかもしれません。

鎌倉投信社長鎌田さんのnoteより

『どこにも負の歪みを感じさせない関係づくり』
この理想を実現するべく努力を重ねている会社に投資したいです。
わたしが投資したい会社は、三方良しを超えて、六方良しで共生を目指してほしいですね。

そもそも「共創(Co-Creation)」は、米国ミシガン大学教授C.K.プラハラードとベンカト・ラマスワミが提唱した概念で、「企業がさまざまなステイクホルダー(全ての関係先)と協動することで、共に新たな価値を創造すること」と定義されます。これは、鎌倉投信の志(経営理念)の中で謳う「和」の精神に通じるものでもあります。

鎌倉投信社長鎌田さんのnoteより

共創ってのも、いい言葉ですね。
よりよい未来を信じて、共に創る。
わたしたち投資家と会社、わたしたちコツコツ投信積立投資家と運用会社(ファンド)も、同じ関係でありたいですね。

では。

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