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ジョソササイズ~蒲生の棚田の除草作業~に参加しました

先日、蒲生の棚田の除草をさせてもらいました。
その名は、「ジョソササイズ」。
滑舌が良くないわたしには、ちょっと難易度の高い言葉です。

Facebookの一般社団法人トロノキ棚田トラストの投稿にあるように、チームの方が参加者のメインで、わたしは以前のご縁で、声を掛けてもらいました。

蒲生の棚田復田プロジェクトがあると聞いていたのですが、その復田した(している)水田の除草作業です。

「ジョソササイズがあるから来ますか」
そう声を掛けていただき、具体的な内容も聞かずに伺うという、相変わらずの適当さ。
長靴や軍手も装備して、集合場所のトロノキハウスに到着しました。

草が…

まずは注意事項や自己紹介の時間。
チームの方以外もそこそこいることがわかり、ちょっと安心。
30名程度のメンバーで3時間程度の除草作業、「ジョソササイズ」です。

こんな感じで手で抜きました

除草の対象は、ホタルイという草だと思われるとのこと。

調べたところ、「ホタルイは湿地,沼地などに生育し,水田には発生しません。」とあります。
長く耕作放棄されたため、湿地化したためでしょうか。

繁殖状況から、除草に道具を使うのは無理とのこと。
無農薬で水田に取り組まれているため、ひとの手で、根っこから抜くのが最善手です。

ホタルイと稲を見分けることが難しかったです。
「条を見る」と聞きまして、稲のラインが見えたと思っていても、いざ、ホタルイを抜こうと近くで見ると、なぜか迷いが生じます。

そして、見ていると悔しいほどのホタルイの力強さ。
そして、稲の弱々しさ。
でも稲は若干根の張り方が違うのか、稲を抜くときの手ごたえが違うという声がありました。
うんうん、稲の方が力強い感じがしました。
やっぱり自信はない。

作業終了

休憩を挟んで、計3時間の作業。
当日は前日までとは違って、夏が来たーって感じる日でした。

先日体験した、シャインマスカットで言えば、田や稲との対話といったことろでしょうか。
あなたは抜いちゃってよろしいですか?
稲ですか?
ホタルイですか?
対話と思い切りが重要じゃないかと思います。

気持ちが楽になったのは、
「復田には3年は掛かると思う。」
「今年少しでもホタルイを取っておかないと、来年もホタルイが繁殖する。今年ホタルイを減らすことで復田に繋がる。」
といった言葉でした。

でも、終わってから見回すと、にわか農作業者とプロ農作業者との作業箇所で、ホタルイの残り方、稲の様子が違いましたね。

ラストは集合写真

貴重な体験をさせてもらえて、幸せだな。
農作業の大変さ、ご苦労の多さが身に沁みます。
体験、経験しないとわからないこと、気が付かないことはたくさんあります。
またジョソササイズに伺いますね。

では。

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