ちいさな街に住むちいさな自分を実感する
自宅から1分歩いたところに、登山口を見つけました。標高400mにも満たない小さな山に向かう登山口。それでも私は嬉しかった。こんなに近くに自然を楽しめる場所がある。そういう生活を求めていたから。
こんにちは。里山でログハウスに住むリモートワーカーのなかあづさです。
山を登る醍醐味。それは自然の圧倒的な景色に癒やされること。それに加えて、私は今まで自分が見たことのない視点で街を見る新鮮さが好きなことに、先日あらためて気付きました。
視点を変えるだけで、見える景色が新しくなる
自宅から徒歩1分の登山口。いきなり急坂でした。たかが標高400m弱の山と言っても、登り始めは体への負担が大きいなと久しぶりに登山する感覚を楽しみました。
3分登っただけで、景色が変わりました。自宅のある住宅地を見下ろせるポイント。この景色を見た時、「視点を変えるって大事だよなあ」とふと思ったのです。
自分の住む街が見下ろせる。それだけで自分の悩みがちっぽけだなと思わせてくれます。視点を変えることで物事の見え方が変わってくることを実感するのです。この場所は私のお気に入りポイントになりました。
母がよく景色の良いところに連れて行ってくれた
そういえば。
社会人になり、1年くらいたった頃、私は初めての仕事、初めての一人暮らし、とにかく大きな変化に疲弊して落ち込んでいた時期がありました。
そんな時、いつも励ましてくれたのは母でした。当時は彼氏もいない、友達に悩みを打ち明けるのが苦手だった私。母にしか弱音を吐けませんでした。
疲れた私が有休を取ると、母は神戸周辺の景色の良い場所によく連れて行ってくれました。一度、職場が遠くに見える山に連れて行ってくれ、「あんな小さなところで仕事をしているんだな」と気持ちが少し晴れたことをよく覚えています。
大きく見えるものも、遠く離れれば全体が見える
自分や物事をできるだけ客観的に見ることを最近は意識しています。ただ、いつでもできるわけではなくて、調子の善し悪しに大きく左右されてしまいます。
そんな時、物理的に高いところに出かけると、客観的に見ることを助けてくれるような気がしています。私が山に登るのは自然を楽しむだけでなく、新しい視点に出会えることも楽しみにしているのかもしれません。
これから、苦しいことや悩むこともたくさんあると思います。そんな時、自分の力でどうにもできなくなったら、里山に登ってあのお気に入りポイントに立つ。自分の思考、体調とそうやって向き合っていきたいと改めて感じた日でした。
えんどう豆ちゃんがすくすく育って、幸せな気持ちになった休日。
Youtubeチャンネル「T&A OUTDOOR」にて里山でのログハウス生活や夫婦の趣味であるアウトドアを発信中です。
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