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今日からはじめる、お得で心地いいエコアクション③台所スポンジを自然素材に変える

このnoteはエコな暮らしに目覚めたなかあづさが、めちゃくちゃ小さなことだけど、環境にも、お財布にも、自分の心にもやさしいエコアクションをご紹介していくマガジンです。

台所スポンジを自然素材に変える

台所スポンジ、どんなものを使っていますか?家庭で多く使われている台所スポンジはプラスチック素材でできていて、使えば使うほど細かく擦り切れて消耗していきます。

今、プラスチックによる環境汚染が話題になっています。ちゃんと分別してるから自分には関係ない!と思いきや、一番厄介な問題は台所スポンジのように細かく擦り切れて下水処理のフィルターもくぐり抜けてしまうマイクロプラスチック。プラスチックは自然素材ではないので、海に流れ出てからも分解されることはありません。どんどん小さくなって、お魚たちが餌とともに食べ、お腹の中に潜り込みます。

最終的にはお魚の中に入って私達の食卓の目の前に現れるんですね。自分が出したものが自分の目の前に帰ってきて、自分の体を汚染していると思うと、恐ろしいですね。プラスチックを減らすと良いこともいっぱいあるので、まずは台所スポンジから試してみてください。

代替品①麻ひもたわし

麻ひもで編んだたわし。麻は自然素材なので、自然に還ります。私は2年ほど愛用していますが、長持ちもするし、水切れが良いのでカビたり、臭ったりしません。ゴワゴワしているようで、水に濡らすと柔らかくなるので、食器や鍋を傷つけることも今のところありません。
かぎ編みで手作りされた麻ひもたわしがおすすめです。手作りしたい人は以下のサイトをご覧ください。他にもいろんな形があるので、気になる人は検索してみてください!

私の主宰する暮らしの目からウロコでは手編みで作れる麻ひもたわしの作り方をYoutubeでご紹介しています。(私がかぎ編みできないので、手編みで作れる方法を仲間に開発してもらいましたw)

代替品②ヘチマたわし

小学生の頃作った方もいるのでは?名前の通り、ヘチマを乾燥させて作ったたわしです。こちらも当然自然素材なので、自然に還ります。自分で育てて作ってしまえばタダです。はじめはちょっと硬いのですが、使っているうちに柔らかくなってきます。はじめはお鍋の焦げ付きなどしっかりと汚れを落としたいものに使うと便利です。お風呂掃除にも向いています!

代替品③薄手の綿ふきん

私の家族が気に入ってるのが、綿の布巾で食器洗いをすることです。無印で買った「落ちワタふきん」で洗います。大きいので広い範囲を洗えるし、使い終わったら洗濯するので衛生的。枚数もたくさんあるので、おすすめです。

代替品④棕櫚たわし・セルローススポンジ

代替品のおすすめが多すぎて止まらないですw
棕櫚たわしはしっかり硬いので、根菜類を洗うのにもぴったりだし、焦げ付きなどを落としてくれます。見た目が可愛いので、置いているだけでちょっとキュンとします。

セルローススポンジは私は使ってないのですが、エコな暮らしをされている人は使っている人も多いです!柔らかいので食器を傷つけることなく、洗えます。

台所スポンジを天然素材にするメリット

メリット①ゴミが減る

麻ひもたわしもヘチマたわしも結構長持ちするんです。1年くらい使っても大丈夫です。もしヘタってきたら、お庭がある人はお庭に埋められますので、ゴミとして出す必要もないです。消耗品ではありますが、これまで使っていたプラスチック素材の台所スポンジよりも明らかに長持ちしています。

メリット②買いに行く手間がなくなる

消耗するまでの時間が長いということは買う頻度が下がるということです。台所スポンジも100均でたくさん買えるので、一見安いように見えますが、買う頻度が増えれば支出に影響します。これまで紹介してきたアクションに共通するのですが、消耗品を買う頻度が下がるとそのための買い物の時間も減るし、買っておかないとと考える脳のメモリーも使わなくて済みます。小さなことなんですが、意外とストレスだったことに気づくはずです。

メリット③台所がおしゃれになる

最近は派手な色の台所スポンジも少ないのでしょうか?私が買っていた頃は安いものほど、黄色やピンクといった派手な色も多かった気がします。自然素材のものをキッチンに並べると、なんだかおしゃれな雰囲気が出てきます。カラーもナチュラル、主張しない、なんだか丁寧な暮らしをしているお家のような雰囲気を出してくれます。雑誌に載るようなおしゃれなキッチンにプラスチック素材のものは置いていないですよね。自然素材のものは置くだけでやさしい雰囲気を作ってくれます。

自分が楽しいと思えることから始めましょう

毎度お伝えしていますが、私がご紹介するアクションはご自身が「おもしろそうだな」「ちょっとやってみようかな」と感じるものからぜひ始めてみてください。合う合わないは絶対にあります。自分が関心を持って取り組めるところをじっくりと深めていってください。私自身も完璧ではありません。続けることを大切にしているので、どうしてもできないときは諦めます。

今回ご紹介した台所スポンジは代替品がたくさんあります。ぜひ色々試してみて、面白い!と思ったものを使ってみてくださいね。

なかあづさ(暮らしの目からウロコ)
里山のログハウスに住むリモートワーカー。
不定期にてエコな暮らしを楽しむオンラインイベントやワークショップを開催しています♪
Twitter→https://twitter.com/Mt_Azusa157

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