まちの中華屋さんになりたい。
雨の降る休日。どこにも出かける気になれず、朝から時間を持て余していた。前日に長電話をしたせいで、目の下にはクマがはっきりついている。こんな日でも8時過ぎには目が覚めてしまい、無駄に健康的な自分の生活を恨んだりする。もっと寝ていたいのに、自分の中のいい子ちゃんがそれを許してくれないのだ。
朝は近くのスーパーへ買い出しへ。もう東京暮らしは2年目になるのに、土曜の朝の西友で、同年代とすれ違ったことがほとんどない。1週間分の食材をまとめ買いする25歳って、実は稀な存在なのかもしれな