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相槌を使いこなし人の心を開く!

今回も「聞く力」を身につけるための方法をご紹介します!

下の書物から参考・引用しております。また、過去にも3回ほど聞く力についてご紹介しております。

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本書によると

プロコーチと呼ばれる人は、相槌だけでコーチングを行うことがある。ハイレベルなコーチになると、コーチの側から一言も話さずに相手に大きな気づきや変化を起こすことが可能。

とされています。

会話の達人は「相槌の達人」と言えますね。


普段から会話の中で相槌はしていますが、中々話が続かない、相手の話が切れてしまうことはよくあります。

皆さんはどうでしょうか?


相槌にもポイントがあります。

今回は相槌のポイントを一緒に学びましょう!


まず一つは「共感を表す短いフレーズを使う」です!

「共感」とありますが、よく「同感」と混同されてしまっている印象があります。

意味を調べてみましょう。(goo国語辞書参照)

共感:他人の意見や感情などにそのとおりだと感じること。また、その気持ち。
同感:同じように感じること。その意見や考えに賛成であること。また、そのような意見や考え。

どちらも同じように見えますが、大きな違いは意見や考えに同意するかどうかです。

共感は同意はしないが、相手がどう感じているかがわかる、理解はできること。

同感は相手に同意していること。意見や考えが全く一緒だということです。


ここが違うので、使う場合は気を付けましょう。(日本語って難しいですよね…)

※共感と同感の違いについては他にも多くの人がブログなどで解説しているので、詳しく知りたい方は調べてみてください。


話を戻します!

共感するフレーズを相手の喜怒哀楽に合わせて用います。

例えば

・そう感じたんですね

・辛かったんですね

・それは嬉しいですね!

などです。

長くなってしまうと、共感されている意識が削がれてしまうので気をつけましょう。

また、この時ただ言うだけでなく声のトーンも変化させるとより共感していることが伝わると思います!


二つ目は「具体化のフレーズを使う」です!

「相手を理解しようという姿勢」を見せるようにします。

たとえば

・具体的には?

・たとえば?

・もっと聞かせて

などを使います。

このような質問をされると関心を持たれている、話を聞いてくれる、と感じますよね。

相手が興味ある話のときは積極的に使いましょう。より関係性が深まるはずです!


三つ目は「本心を聞くフレーズを使う」ことです。

本心というのはあまり自分から積極的に語らないものです。

自分の内を曝け出すのってちょっと恥ずかしいですしね。

そのため、相手の心を開く為には、そのきっかけとなるフレーズが必要です。

たとえば

・本当の気持ちは?

・で、本当はどうしたい?

・心はなんて叫んでる?

などを使ってみましょう。

もし、問いかけて相手がしばらく無言の状態でも、言葉を一切挟まずに待ちましょう

先ほども言いましたが、本心を曝け出すのは恥ずかしいものです。とっても勇気のある行動だと思います。

言い出そうと決心するまでの間に横から言葉を挟まれると言いづらくなりますよね。

心を開いてもらう為には、相手を信じる姿勢が大切です。



いかがでしょうか?

「たかが相槌」なんて思っていた方もいらっしゃるのではないでしょうか?

相槌はあまり意識できていなかったので、これからは意識して行なおうと思います。


いただいたサポートは書籍代などの今後の活動費に使おうと思います。