寝る前は電子機器を見るな
今回も睡眠環境について!続きになります!
パソコン、テレビ、タブレット、スマホ。日常にある電子機器は数多い。そして、多くの人にとってスマホは必要不可欠であり、利便性の高いものになっている。
調べ物をする時、作業をする時、娯楽などなど。インターネットに繋がる環境であればいつでもどこでも、なんでもできるようになった。
しかし、それにより睡眠に悪影響を及ぼしていることを知っている人は少ないのではないだろうか?
スマホなどの画面が発するブルーライトは睡眠を奪い、睡眠不足になりかねないのだ。
ボストンにあるブリガム・ウィメンズ病院での研究から、寝る前にブルーライトを発する電子機器を数時間使うと、体調や注意力をはじめ、毎日の睡眠リズムに反映される体内時計にマイナスの影響を与えかねないことが明らかにされた。
他に、夜にiPadで読書をした被験者は、紙の書籍を読んだ被験者に比べて寝つくまでに時間がかかり、眠気もあまり感じず、レム睡眠の時間も短かったという。また、メラトニンの分泌量も少なかった。メラトニンについてはこちらをご参照。↓
ちなみに、どちらの被験者も8時間の睡眠をとっていたが、iPadグループの方が翌日に疲れが残っていたという。
先ほど、メラトニンの話が出たがここでメラトニンの研究を紹介しよう。ニューヨーク州トロイにあるレンセラー工科大学の研究で、寝る前にコンピュータの画面に2時間向かうだけで、夜間に分泌されるメラトニンの量が著しく抑制されることを実証した。
メラトニンは熟睡を促すホルモンだ。それが抑制されるのだから、質の高い睡眠が取れなくなるのは言うまでもないことだ。夜に電子機器を使うことが習慣化すると、体内リズムが慢性的に狂う恐れがあることを研究者は指摘している。
そのため、寝る前の2時間前はスマホなどの電子機器を見ないようにした方が良い。どうしても終わらせないといけない仕事がある時以外はしっかり寝て、朝に行った方が睡眠と健康にとっては良好だ。
スマホがないと楽しめない。という人はいるだろうか?スマホがなくても楽しめるツールはたくさんある。読書もそのひとつであるし、ヨガやストレッチ、日記を書くなどなど。
最近、寝る2時間前になったらスマホやパソコンは使わないようにし、読書や書籍での勉強を行うようにしている。そして、朝起きたらスマホを見たり、このようにnoteの記事を書いたりしている。最近朝の投稿が多いのはそのためだ。
スマホがないと落ち着かないなんて言う人は、スマホ依存になっているのかもしれない。気をつけよう。