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自己内省

最近は睡眠について調べて実践してを繰り返している。これまで、学生の頃などでも授業や家庭で経験してみて、自分に向き・不向きがあったように、良質な睡眠を取る方法も自分にとってやり易さ、やりづらさがある。やりづらいと言うのは言い訳で自身の怠慢だ、とも言われかねないが、そのやり辛さを継続により克服できそうか、無理そうなのかは早期に判断しないと時間を無駄にしてしまうことも問題である。

自分に向かないと思うことはその時点では行わなくても良いだろう。例えば、スポーツが苦手な人が周囲に合わせて無理に行う必要はない。日常生活でエスカレーターやエレベーターを使わず、階段を使うなどの生活習慣だけでも、スポーツをするしないに関わらず、健康的だ。

人のエネルギー消費の配分として

・基礎代謝:約60%

・摂食による熱産生:6〜10%

・身体活動:30%

となっている。身体活動はさらに分解できる。

スポーツなどの特別な運動はエネルギー消費が多いように見えて、身体活動全体の3%しかない。てはなにでエネルギーが消費されるのか。実は、日常生活によるエネルギー消費の方が大きいのだ。上記にあげた階段を使ったりなるべく多く歩いたりすることだ。これをNEATと呼ぶのだが、身体活動の9割以上がこれによるエネルギー消費である。厚生省が「多く歩きましょう」と言っているのは、運動しろと言う意味だけでなく、普段の生活の中で動くことを意識しましょうという意味でもあると思っている。

家で椅子に座りながらテレビを見続けたり、ベッドに横になってスマホをいじっている時間が長いほど、活動量が少なく、健康被害が大きくなる可能性があるのだ。

ちょっとした例で話すつもりが長くなってしまったが、スポーツが苦手な人が健康になるために無理に運動をする必要はない。それと同じように、代替できる方法があるのであれば、自分の苦手なことを無理に行う必要はないと思っている。苦手なことを続けることの方がストレスがたまり、精神的な問題も抱えてしまうだろう。

僕の主観だが、インフルエンサーが言っていたからこうしないと、という考え方で行動を起こす人は多いように感じられる。もちろん、トライすることは問題はない。問題は、自分にとってそれが本当にメリットがありそうなのか、自分自身でしっかりと考えずに行動を起こすこと、継続することだと思う。それがもし自分に合わない方法だとしたら、時間だけが過ぎていってしまう。

もっと、自分自身に目を向けていくべきだ。他者を大切にする、気遣いすることも大切なことだが、自分自身を大切にしないと身を滅ぼしてしまう。

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