保活と少子化
いつもお読みいただきありがとうございます!
最近、少しずつですが、保活を始めています。
ただ、調べ物等は自分でもやるものの、実際の活動は育休中の嫁さんにほぼ任せてしまっている状況です。それでも、先日1つ園を見学してきました。
それぞれの出来る範囲で、協力し合いながら活動継続していきたいと思います。
そもそもに保活とは、単に子供を保育園に入れることではなく、「子供の育て方」「夫婦の働き方」のベストな組み合わせを、それぞれの夫婦がそれぞれの価値観で見い出すことなのかなと最近感じ始めました。
「嫁さんの育休が明けたら保育園に入れる」という、ある意味でのセオリーに沿うだけではなく、もう少し根本的なところから色々と考える機会にしてみようと思います。
* * *
さて、話は少し変わりますが、保活をしっかりしなくては保育園に入れない一方、少子化が進んでいるのが日本の現状です。
最近、コロナ禍によって、更に少子化が進むのではないかと少し心配しています。
最近の関連する自分のツイートをいくつか載せます。
先月には上半期の出生数も発表されています。
昨年同期比で43万9,533人→43万709人とのことで、8,824人の減少とのことです。
減少の流れは止まってない上に、コロナ禍の影響が出てくるのは今年度の後半以降ですから、どのような影響が出てくるのか少し怖さを感じます。
少子化は、もちろん自分が年齢を重ねた時に支えてくれる現役世代が少なくなるという懸念もありますが、子供たちがこれから生きていく社会の活力が失われていく気がして、親として上手く解消できないものかと感じます。
私もその辺りの政策等に特に詳しいわけではないものの、どうすればいいのか、あくまで私見として少し整理してみました。
子供を産みたい人、育児をする人を徹底的に支援
これは私が言うまでもなく、取り組むべき最優先事項かと思います。既に幼保無償化が始まったり、児童手当の拡充等も検討されています。この流れは引き続き加速させる必要があるでしょう。
一方、この方法も限界があるのではないかとも思います。
世の中の価値観が多様化しすぎていて、支援があるからといって、皆が結婚・出産・育児に前向きになるかというとそうとも言い切れないからです。
そして、世の中の価値観が多様化する流れは今後も決して止まることはないでしょう。
要は、絶対に取り組まないといけないことではあるものの、少子化が持つ構造的な問題を完全には解決できないのではないかと感じています。
圧倒的なまでのDXを達成する
少子化の問題を突き詰めた時、世代毎の人口比がアンバランスである点にうまく対応さえ出来れば、それである程度解決するとも言えます。
もし、圧倒的なまでのDX(デジタルトランスフォーメーション)が達成できれば、そのアンバランスな状況を埋め合わせられる可能性があります。
例えば、5GやAI、ロボット等で高齢世代を支えるようなサービスを拡充させるとか、DXによって社会全体の生産性を高め、少ない現役世代でも十分に社会保障制度を潤せるようにする等があげられると思います。
少子高齢化を受け入れながら、テクノロジーでフォローしていくということですね。
これも期待は大きいものの、技術革新は政策のみで達成できるものでもないので、産業界も巻き込んだ取り組みが必要そうです。
移民を受け入れる
移民を受け入れると言うと、色々な所から色々なことを言われてしまいそうですが、とりあえず意見を述べてみたいと思います。
世界で移民受け入れが引き起こしている問題についてよくニュースを見ます。ブレグジットやトランプ政権の発足も、移民の問題が発端といえるでしょう。
ただ、本当にデメリットだけなのでしょうか。
そもそも米国は移民の国であり、その多様性があるからこそ世界最強の国にのし上がったのではないでしょうか。欧州各国でも、例えばサッカーの代表戦等を見ても、様々なエリアの出身選手が大活躍しています。多様な人材の受け入れは社会に恩恵ももたらすように思えます。
もちろん、先述の通り、様々な軋轢を産むリスクもあります。しかし、うまくリスクをコントロールしながら、その恩恵を最大限に享受することも出来なくはないと思います。
日本は特に移民に対して慎重です。しかし、真剣に考えてみる価値のある方法だと思います。
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自分の頭の体操にお付き合いいただきました。少しでも皆様に何か考える機会になったのであれば幸いです。
ちなみに、自民党の総裁選も終わり、菅政権が誕生しそうですね。少子化に対しても、策を考えてくれているようですので、期待です。
最後までお読み頂き、感謝です!
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それでは!
*カバー写真:荒川河川敷から眺める東京スカイツリーと入道雲(東京)【2014年】
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