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【おすすめ見所】甲府盆地

いつもお読み頂きありがとうございます!

今年は梅雨らしい梅雨ですね。毎日降っている気がします。
今年の夏は暑くなるのか、どうなのやら。

2007年初秋 神奈川・静岡・山梨 ~箱根越え、富士山麗など~(9/25~9/28)の自転車旅行記の番外編として、別の機会で訪れた甲府盆地のおすすめ見所について書きたいと思います。
*ちなみに前回分はこちら

自転車旅行以外で私が訪れた場所の見所を都道府県、地域等に分けて紹介しています。是非お楽しみください。
マガジンにまとめています。詳しい説明はこちら

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今回の舞台(山梨県)

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甲斐善光寺

善光寺と言えば、信濃の国と思いがちではありますが、甲斐の国にも善光寺があります。なんでも武田信玄が信濃の善光寺が合戦で焼けるのを恐れて甲斐にも作らせたのが由緒だそうです。

これが、なかなかの名刹。山門、立派です。(写真:甲斐善光寺山門(重要文化財))【2017年】

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そして、金堂。信濃善光寺に朱色をプラスしたような見た目です。善光寺にもカラバリがあったとは。撞木造りという形式だそうです。大きさも十分でかっこいいです!(写真:甲斐善光寺金堂(重要文化財))【2017年】

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本家に隠れて、あまり知られてないかもしれませんが、非常に趣のあるおすすめのお寺です。

清白寺

山梨には、2件の国宝建造物があります。まず1件目は清白寺仏殿です。1415年の建立ということで、なかなかの古さ。禅宗様です。小ぶりながら痺れる重厚感がありました。(写真:清白寺仏殿(国宝))【2018年】

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同寺の庫裏も重要文化財に指定されています。こちらも堂々としてます。江戸時代の建立だそうです。(写真:清白寺庫裏(重要文化財))【2018年】

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このお寺は結構見過ごしやすいかもしれません(目立たないので)。お立ち寄りの際にはお気を付けください。

大善寺

もう1つは、大善寺本堂です。こちらは1306年の建立、かなりの古さ。関東では一番古い木造建築だそうです。写真はちょっと木が邪魔してますが、屋根の伸びやかなプロポーションがたまらなく美しいです。(写真:大善寺本堂(国宝))【2018年】

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このお寺、別名「ぶどう寺」と呼ばれています。本尊の薬師如来様(重要文化財)が色々な縁あって手にぶどうを持っていらっしゃることからその名がついたそう。ちなみに秘仏のため普段は拝めません(普段は、ぶどうを持った仏像の写真が厨子に貼ってある)。(写真:大善寺薬師如来像厨子(国宝))【2018年】

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ぶどう生産量が日本一の山梨。甲州ワインでも知られるぶどう栽培に適した土地ですが、そのルーツがこんなに古くからあるとは驚きです。

正面からのストリートビューを貼っておきます。(ストリートビュー:大善寺本堂)

大善寺は勝沼インターの近くなので立ち寄りやすいです。

西沢渓谷

やや、甲府盆地から離れてしまいますが、埼玉との県境、西沢渓谷もとてもおすすめです。日本屈指の美しい滝があります。

あたりは秩父多摩甲斐国立公園のエリアで、紅葉の時期は特にきれいです。(写真:西沢渓谷の入り口にて鶏冠山を望む)【2010年】

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遊歩道を1時間強歩くとそれは見えてきます。七ツ釜五段の滝です。
名前の通り、滝が5段続いていて、全景を一度に見ることはできません。以下写真は下2段分です。(写真:七ツ釜五段の滝下部)【2010年】

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そして、こちらが上3段。自然の造形って本当にすごいなと思います。リズミカルです。最上段から1番下まで落差は50mになるそうです。(写真:七ツ釜五段の滝上部)【2010年】

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滝見のハイキングの後は、盆地に下る途中で恵林寺に寄るのがおすすめです。武田信玄のお墓があります。(写真:恵林寺四脚門(重要文化財))【2010年】

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大菩薩峠

詳しくは知らないのですが、文学作品の舞台として有名な大菩薩峠。ここからは甲府盆地が良く見えます。(写真:大菩薩峠から望む甲府盆地の夜景)【2011年】

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この峠から続く大菩薩嶺は百名山です。ここらも秩父多摩甲斐国立公園のエリアです。(写真:大菩薩峠から大菩薩嶺への登山道)【2011年】

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山小屋もあって、ちょうどいい登山ルートです。(写真:大菩薩峠の朝焼け)【2011年】

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この時の朝焼けの空の色は本当にきれいでした。

大菩薩峠の雰囲気をストリートビューも貼っておきます。(ストリートビュー:大菩薩峠)

白州ウィスキー工場

最後の1件はもはや甲府盆地ではなく、北杜市になってしまうのですが、山梨というくくりで紹介させてもらいます。

サントリー白州蒸留所です。そう、あのウィスキーの「白州」を作っている工場ですね。(写真:サントリー白州蒸留所周辺の森)【2014年】

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うっそうとした森に囲まれた本当に素晴らしい環境。そりゃおいしいウィスキーができるわと思えてきます。(写真:蒸留所内の蒸留器)【2014年】

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酒類の工場見学ってワクワクしちゃうのって何ででしょうね。おそらく試飲があるからでしょうね。

樽の中で熟成されるウィスキー達です。エンジェルシェアのおかげで芳醇な香りがムンムンでした。(写真:ウィスキー貯蔵庫)【2014年】

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ちなみにこの日は、私が運転手だったため試飲できず。。

プチ情報ですが、ウィスキーってそのウィスキーを作った水で水割りを作るとおいしくなるんだそうです。この白州蒸留所の同じ水源からサントリーの「南アルプスの天然水」が瓶詰されていて、「ウィスキー白州」×「南アルプスの天然水」は最強のコンビになるそうです。

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甲府辺りは日帰りでドライブに行くには丁度いい距離感。よく家族と、友人と訪れています。特にほったらかし温泉によく行きます。ここからの眺めは本当に最高。

もちろん、ほうとうを食べるのも忘れずに!

最後までお読み頂き、感謝です!
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それでは!

*カバー写真:大菩薩峠から望む朝焼けと甲府盆地(山梨)【2011年】

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