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全くの別分野から社会福祉士へ②

こんばんは。
前回の更新から時間が経ってしまいました…

前回は、私の大学までの生い立ちを書きましたが、今回はその続きです。
なぜ、音楽から社会福祉士へつながったのか。


大学卒業後の進路

音楽では食べていけない。それは分かっていながらも音楽以外の世界を知らない。
そんなことを毎日考えていたある日、ある資格を思い出しました。

社会福祉主事の任用資格

私は、大学入学の際、「取れる資格があるのであればとりあえず取っておこう」という気持ちで、「社会福祉主事の任用資格」に必要な3科目を履修していました。
進路について考えていたある日、そのことを思い出しました。とはいえ、授業で、社会福祉のことをちょこっと勉強しただけなので、社会福祉主事が"何者"なのかはほとんどわかっていませんでした。
とにかく、この資格のことについて調べ、「自分にできそうな仕事はあるか?」といろいろ調べていくうちに、社会福祉士にたどり着きました。

社会福祉士を取った方が、仕事の幅も広がるし、4年制大学を出てれば1年専門学校に通えば資格が取れる!
本当に、真面目に社会福祉士を目指している方には申し訳ない話ですね…

両親も資格が取れるなら、と、専門学校に通うことを了承してくれたので、いくつかの専門学校のオープンキャンパスに行って、入学を決めました。

専門学校入学

専門学校に入学し、初めての一人暮らしも始めました。

専門学校での生活

受験科目すべてを1年未満で勉強するので、朝から夕方まで、毎日びっしり授業でした。高校を思い出しましたね。
年代は、20代30代が多かったですが、幅広い世代の学生がいました。
中には、「年金をもらっています」という方もいらっしゃいました。

私は、社会福祉士を取ると決めた時からMSWになると決めていました。
これまた理由は単純で「病院で働きたいから」でした…
なんとなく、病院で働くって幼いころから憧れていたんですよね 笑

しかし、専門学校の先生たちは「病院は厳しい」「新卒では入れない」「入っても2年は研修みたいなもの」など、諦めさせるような言葉が多かったです。
それでも、諦めようとは思わなかったです。
病院の憧れもありますが、一つの理由は、「MSWは高齢者のケアをしない」ということがあったと思います。「高齢者を触れない人が福祉の世界に入るな!」と怒られそうですが、実際、こういう方は結構いるのではないかと思います。

結局MSWになって、どのように高齢者と接していたかは、また後々の記事で書いていきたいと思います。

実習

専門学校の場合は、実習は、夏休みか冬休みになります。
大学だと、自分で開拓して実習先を探すこともあると思いますが、専門学校ですと、そんな余裕はありません。
どの分野が良いかヒアリングがあり、勝手に割り当てられます。私は、もちろん病院希望で出していましたが、病院は枠が少なかったです。
希望は通らないことの方が多いと聞いていましたが、幸い病院に行けることが決まりました。

病院実習は兎に角過酷でした。
毎日泣きました。笑
この実習については、後日、実習についての記事を書きます。

就活

1年の中で勉強と就活をしなければいけなかったので、結構ハードな就活でした。
病院の求人は限られており、面接に行ったとしても4年間社会福祉について学んできた大学生と、1年未満国試のことばかりを勉強してきた自分とでは、かなりの差があるなと感じさせられました。
MSWになる自信を無くしていったのも事実です。
大病院に行きたいと思っていても、やはり大病院は倍率が高いです。
大病院は諦めて、埼玉の200床未満の病院を受けたところ採用されました。
この時、12月でした。国試も迫っているなかで、就活も焦っていたので、とりあえず、ここの病院にしようと決めました。

国試

試験は、願書を学校が全員分まとめて出してくれていたので、会場では、周りは同じクラスの人たちばかりでリラックスできたので良かったです。
ただ、会場がビッグサイトで広かったので、すっごく寒かったのを覚えています。
受けた時の手ごたえはあまりありませんでしたが、帰って、速報で採点をして、「多分受かっただろう」という感じでした。

結果、クラスの9割程度が合格、私も合格という結果で、みんなで喜びました。

あれよあれよと一年が終わり、初めての社会人となるわけです。

この続きはまた次の記事で

最後に

今回も読んでいただきありがとうございます。
改めて振り返ると、自分の自堕落さに驚きます。
ただ、専門学校で多種多様な方と出会えたのは、良い経験だったなと思います。

次の記事もまた読んでいただければと思います。
また、良いなと思っていただければ、「♥」をお願い致します。

ありがとうございました。


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