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2022年9月に脱ソーシャルワーカー、シンガポールへ転居。 2023年5月に本帰国、🇯🇵…

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2022年9月に脱ソーシャルワーカー、シンガポールへ転居。 2023年5月に本帰国、🇯🇵と🇺🇸間をうろつく日々。 滋賀県生まれ都の西北育ち。 https://www.instagram.com/msw_blues/

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    シンガポール生活のこと(移住する前〜移住初期)

記事一覧

固定された記事

「脱ソーシャルワーカー」を脱する?

 2022年9月にシンガポールへ転居し、約8ヶ月就労したが、先月をもって退職し、しばらく日本とアメリカを旅している。アメリカから帰った後は、しばらく(少なくとも2023…

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【前半】福祉系公務員の職場で、意地悪されまくった話

 前回の記事で「職場で意地悪されたことを思い出した」のにも関わらず、長期間放置していた。思い出すのが辛い出来事が複数あり、頭の中でブロックがかかっていたと思われ…

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1年間弱の福祉系公務員生活が終了、その所感と今後の思惑②

 前回の記事は前向きな話。今回は仕事の振り返り。  本記事では、滋賀県で福祉系会計年度任用職員(福祉専門職)として働いた1年間弱で感じたことを書き殴っていく。あく…

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1か月前

1年間弱の福祉系公務員生活が終了、その所感と今後の思惑①

 「官製ワーキングプア」と名高い?、会計年度任用職員として9ヶ月間働いた。今月末で退職となり、仕事が一段落した今、「これからの生活設計」と「会計年度任用職員とし…

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婦人科専門医の受診 in Singapore

 ときは2022年9月。彼と2年半以上会っていない状態でシンガポールへ電撃転居し、再会したところまでは良かったが、生交痛(Dyspareunia)に襲われ続け、2023年2月にシンガ…

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帰国後の比較的大型出費

事後更新常習犯。  去年の話を記録するつもりが、全然追いついていない。とうに梅の季節は終わり。  2023年はシンガポールの日系クリニックを退職して、アメリカにある…

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シンガポールでの比較的大型出費

出稼ぎライフ、困窮?   2022年9月〜2023年5月のシンガポール生活(&その前後)でまとまった出費を記録していく。   とにかく、気がつけばお金がない状態になること…

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私は色々な当事者

 精神保健福祉の現場で働いていると、「当事者」という言葉を聞くことが非常に多い。精神疾患を持つ本人という意味合いだけど、当事者は必ずしも、精神医学的な診断を受け…

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振り返り:何が残念だったか?

 お気づきだろうか。私のInstagramプロフィール欄に「日系クリニックで地獄を見たのち、2023年5月に帰国済み」と書いてあることに。  そろそろ元職場の関係者に身バレし…

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ミスマッチの有様(一般論:2)

 シンガポールの就労ビザについて情報収集すると、ほとんどEPについての説明記事がメインであることに気づく。S Passの求人自体が激減してきているし、Work Permitについ…

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10か月前
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ミスマッチの有様(一般論:1)

 本記事では、外国人(非永住者)としてシンガポールで働くことが自分に合っているのか考える材料として、主に就労ビザの一般的な知識から述べていく。「一般論」というタ…

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10か月前
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ミスマッチの有様(ソーシャルワーカーとして)

 先日の記事にて「シンガポールを離れる理由はほとんど「雇用のミスマッチ」が原因」と書いたが、本記事では「シンガポールで『ソーシャルワーカーとして』働くことのミス…

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シンガポール生活7週間弱、今思うこと

携帯電話は第2のIDと心得ておくべきだった。 元々日本で使っていた携帯がSIMフリーではなく、SIMロック解除もできなかったので、入国後銀行口座を開設してから携帯電話を…

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シンガポール生活2週間弱、今思うこと

郵便局や銀行などでもたもたしていた時、話しかけてくれる人が何人かいた。 シングリッシュだったので聞き取りづらかったけれど、優しかった。 コピティアムで英語が通じ…

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シンガポール転居後の、こまごまとした手続き

 シンガポールへ移住、というと「駐在」「帯同」あるいは「節税・投資目的」というイメージが浮かぶ方が多いかもしれない。しかしながら、私の場合は「彼の家に転がり込む…

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私が労働者として見てきたソーシャルワークの現場(精神科単科病院編:2)

治療分野そのものに関して → 前回記事 上司のいう「質の悪い患者」とは? → 前回記事 病院体制に関して 自分自身に関して のうち、後半部分に入る。繰り返しにな…

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「脱ソーシャルワーカー」を脱する?

 2022年9月にシンガポールへ転居し、約8ヶ月就労したが、先月をもって退職し、しばらく日本とアメリカを旅している。アメリカから帰った後は、しばらく(少なくとも2023年度いっぱいは)日本を拠点にする予定。  こう書くと、「同棲生活が上手くいかなくて別れることに…!?」と心配する方もいらっしゃるかもしれないので(ほとんど宣伝せずひっそりと書いているこのnoteに、そんなに読者がいるわけない)、シンガポールを離れる理由はほとんど「雇用のミスマッチ」が原因と強調しておく。ミスマッ

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【前半】福祉系公務員の職場で、意地悪されまくった話

 前回の記事で「職場で意地悪されたことを思い出した」のにも関わらず、長期間放置していた。思い出すのが辛い出来事が複数あり、頭の中でブロックがかかっていたと思われる。無理せず、個人を特定しない範囲で、かつ可能な限りリアルに「意地悪」の内容を綴っていく。 ※「意地悪」の基準は、完全なる主観である。 ※元同僚を罵倒することが目的ではなく、自分の欲していた職場での人間関係についてゆっくりと振り返ることを目指している。 ※詳細な業務内容について、また勤務中に知り得た支援対象者の個人情

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1年間弱の福祉系公務員生活が終了、その所感と今後の思惑②

 前回の記事は前向きな話。今回は仕事の振り返り。  本記事では、滋賀県で福祉系会計年度任用職員(福祉専門職)として働いた1年間弱で感じたことを書き殴っていく。あくまでも私が体験して感じたことであり、ひとくちに「会計年度任用職員」「福祉系公務員」といっても、所属組織や自らの主観等によって、得る気づきや学びは大きく異なることを先に述べておく。  「非正規公務員」「官製ワーキングプア」とも呼ばれる会計年度任用職員、その働き方についてもっと知りたい方は、以下の記事をご覧あれ。2020

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1年間弱の福祉系公務員生活が終了、その所感と今後の思惑①

 「官製ワーキングプア」と名高い?、会計年度任用職員として9ヶ月間働いた。今月末で退職となり、仕事が一段落した今、「これからの生活設計」と「会計年度任用職員としての仕事がどうだったか」について、二本立てで記す。まずは前向きに、これからの話。  ちなみに、最近出版されたTRANSITが至高。美しい写真と共に、シンガポールの教育事情やシンガポールでの外国人の「成り上がり方」が、紙幅を割いて説明されている。これからもシンガポールに関する書籍を集めていく。

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婦人科専門医の受診 in Singapore

 ときは2022年9月。彼と2年半以上会っていない状態でシンガポールへ電撃転居し、再会したところまでは良かったが、生交痛(Dyspareunia)に襲われ続け、2023年2月にシンガポールの婦人科専門医(Specialist)を受診した時の話を記していく。  最初は、痛いのも当然かなと思い、深刻には捉えていなかったが、身体が慣れていかず、ヒリヒリする痛みも辛かった。まず総合診療医(GP、General Practitioner)にかかってから、必要があれば専門医受診が恐らく正

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帰国後の比較的大型出費

事後更新常習犯。  去年の話を記録するつもりが、全然追いついていない。とうに梅の季節は終わり。  2023年はシンガポールの日系クリニックを退職して、アメリカにある彼の実家へ遊びに行き、その後約18年ぶりに実家に住み始め、エセ公務員になり…という、まことに忙しない1年だった。「なぜ日系クリニックを退職する時点で結婚(=配偶者ビザ取得)しなかったのか?」というツッコミには後日お答えするとして、前回の続きを書いていく。2023年に帰国した後のまとまった出費は、大方以下の通り。

シンガポールでの比較的大型出費

出稼ぎライフ、困窮?   2022年9月〜2023年5月のシンガポール生活(&その前後)でまとまった出費を記録していく。   とにかく、気がつけばお金がない状態になることが多かったように思うが、それは日本にいた時もそう。雇われソーシャルワーカーは基本的に収入が低いので、その範囲内で生活するべきなのに、それがなかなかどうして難しい。家計簿をつけ続けているのだけど、いつも交際費の額がやたらと高い。寂しがり屋なのか、見栄っ張りなのか。  シンガポールへの出稼ぎライフでお金を貯め

私は色々な当事者

 精神保健福祉の現場で働いていると、「当事者」という言葉を聞くことが非常に多い。精神疾患を持つ本人という意味合いだけど、当事者は必ずしも、精神医学的な診断を受けている人というわけでも、支援対象者というわけでもない。(精神的な課題はあれど、何の支援も受けず、サービスも利用せず、望む生活を送っている人もたくさんいる)また、改正障害者総合支援法等の関係で、今後は当事者=「精神障害者のほか精神保健に課題を抱える者」という定義になっていくのかもしれない。  ソーシャルワーカーの仕事を選

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振り返り:何が残念だったか?

 お気づきだろうか。私のInstagramプロフィール欄に「日系クリニックで地獄を見たのち、2023年5月に帰国済み」と書いてあることに。  そろそろ元職場の関係者に身バレしているかも、と思いつつ今後もしたためていきます。今回は「元職場の何が残念だったか」について。

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ミスマッチの有様(一般論:2)

 シンガポールの就労ビザについて情報収集すると、ほとんどEPについての説明記事がメインであることに気づく。S Passの求人自体が激減してきているし、Work Permitについては「土木工事に従事するバングラデシュ人かヘルパー(メイド)のフィリピン人、ミャンマー人が持っているビザ」と理解している人も多いのではないだろうか。  しかしながら、私に取ってWork Permitで就労している方々はとても身近だった。そう、日系クリニックで働くパートタイム看護師さんである。配偶者の赴

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ミスマッチの有様(一般論:1)

 本記事では、外国人(非永住者)としてシンガポールで働くことが自分に合っているのか考える材料として、主に就労ビザの一般的な知識から述べていく。「一般論」というタイトルの割には分量が多い記事になったため、全2回に分けてお届け。  文化的、政治経済的側面からシンガポールの「今」を知るのに役立った一冊をまずはご紹介する。

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ミスマッチの有様(ソーシャルワーカーとして)

 先日の記事にて「シンガポールを離れる理由はほとんど「雇用のミスマッチ」が原因」と書いたが、本記事では「シンガポールで『ソーシャルワーカーとして』働くことのミスマッチ加減」について述べていく。  悪名高い?就労ビザのあれこれについては、別記事「ミスマッチの有様(一般論:1〜2)」で綴っていく予定。 ソーシャルワーカーとしての転職が難しい理由  シンガポールへ渡航する前から分かっていたことも含め、以下。

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シンガポール生活7週間弱、今思うこと

携帯電話は第2のIDと心得ておくべきだった。 元々日本で使っていた携帯がSIMフリーではなく、SIMロック解除もできなかったので、入国後銀行口座を開設してから携帯電話を購入して2台持ちにしたのだけど、これが痛かった。銀行口座開設に伴うSMSもワンタイムパスワードも、どちらの携帯にも送られてこない事態になり、オンラインバンキングやPayNowが使えるようになったのは口座開設から1ヶ月後。キャッシュレス決済しか対応していない飲食店が多く(タクシーでも一度現金支払いを断られた)、大

シンガポール生活2週間弱、今思うこと

郵便局や銀行などでもたもたしていた時、話しかけてくれる人が何人かいた。 シングリッシュだったので聞き取りづらかったけれど、優しかった。 コピティアムで英語が通じなかったことが一度あった。 ガイドブックで覚えた片言のマレー語で、何とか目当ての物(砂糖もミルクも入っていないお茶=teh o kosong)を頼むことができた。 ホーカーセンターやコピティアムで、食べ物と飲み物を頼むお店が分けられているのは何故に? むんとした湿気に乗ったにおい。これに慣れるかどうか。 生理的に

シンガポール転居後の、こまごまとした手続き

 シンガポールへ移住、というと「駐在」「帯同」あるいは「節税・投資目的」というイメージが浮かぶ方が多いかもしれない。しかしながら、私の場合は「彼の家に転がり込む+入籍の予定はなし」で「現地採用」というスタイル。住む家が決まっているため一見楽ちんそうに感じたが、それでもこまごまとした手続きが終わるまでに1週間程度時間がかかった。  なお、物件探しの手間と出費がかなり抑えられたことにより、かんなり高い下駄を履かせてもらって海外生活のスタートが切れたことには、感謝してもしきれない。

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私が労働者として見てきたソーシャルワークの現場(精神科単科病院編:2)

治療分野そのものに関して → 前回記事 上司のいう「質の悪い患者」とは? → 前回記事 病院体制に関して 自分自身に関して のうち、後半部分に入る。繰り返しになるが、あくまでも個人的な経験と感想をまとめたもので、精神科病院が全てこういうところでは決してない。しかしながら、PSWの皆さんには非常に馴染み深いエピソードばかりだと思う。  その前に、お決まりの一文をどうぞ。 精神保健福祉士は、その業務に当たって主治医の指示は受けない。 実際の現場は、指導という名の指示がも

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