かつての詩108「来訪者」

かつての詩107「埋め立て地の黄昏」

かつての詩106「なみだ」

かつての詩105「あの夏を飾れ」

かつての詩104「水色」

かつての詩103「センチメートル」

「センチメートル」

何通りかの頬擦りをして
センチメンタルな夜を止められるなら
センチメートルでそれを測って
包み込む優しさを採寸したい
ふらっとうごめく悲しい時折と
そぞろ歩いて行くやるせない道程
電池切れてる壁の時計を尻目に
針のない測れない夜だから
いらない緩衝材を踏み潰した

Anywhere Zero Publication©️ 2018

かつての詩101「一月一日」

かつての詩100「未完成」

かつての詩99「あなざぁ」

かつての詩98「黄色い夜は眠れない」

かつての詩97「残滓」

かつての詩96「無い物ねだり」