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みっつ通信

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慣れ親しんだ日々を、日々、書き換えようと模索しています。
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2022年6月の記事一覧

そのお古、うんこかもしれない。

眠い。エアコン業者に対応するため、早起きした。引っ越してきた当時から取り付けてあった80〜90年代かに生産された壊れたお古とはおさらばし、ついに念願の新品のエアコンをゲットした。取り付けたばかりのエアコンから流れる空気を浴びて、俺の心の湿気も吹き飛ぶようだ。ほしいほしいと思って高くてずっと買えなかった物なので本当に嬉しい。 使われないまま置いてある物は波動的に言えばう○こと同じようなものだと聞いた。少々スピった話になるけれど、なんだかそれは腑に落ちた。それから断捨離をするた

それでも耳を傾けながら生きよう

ビックカメラでエアコン購入を決めてきた。先日、凄まじいレベルでお世話になっている方とお茶をした。紆余曲折あって、ドラム式洗濯機とエアコンをプレゼントしてもらうという話があったのだが、額が額過ぎて、そのときは丁重にお断りした。 いくつか受け取れない理由があった。やりとりのすれ違いにより、私の感情が乱れ、そのマイナスをプラスにしたいという気持ちから、その話が持ち上がった。しかし、それにしてはプレゼントの規模が大きすぎる。もしこれが純粋な気持ちによるプレゼントだったら受け取れたと

あなたの過去はあなたのもの

その人にとっての過去のつらさはその人にしかわからない。俺の過去も大概ひどいが、人と比べて自分のほうがより悲惨な人生を送ってきたとは思わない。まれに、私と比べたら三森さんのほうが壮絶だ、と言ってもらう。俺の気持ちを汲んでくれてありがとうございますと思うと同時に、あなたと俺の過去は単純に比較できるものではないとも思う。 確実にあなたにしかわからない経験があったはずだし、それはあなたの今の姿を作っている一部でもあると思う。 その経験のしんどさは、俺がどんなにしんどい経験をしてき

しぶとく人と付き合っていく

大前提として人間不信である。トイレで生まれ、義務教育を受けず、虐待を受け、10年以上家に閉じこもった。つらいのはみんな同じだよと言いたいけれど、弱気になると「どうせ不利なスタートなんだから人並みになれなくてもしょうがない」と卑屈になる。人を信じるのは難しい。疑う癖がついている。「この人は俺を無知として扱っているな」。そういうことを頻繁に思う。逆の立場で目の前にこのような生い立ちの人間がいたら、接し方に迷いが生じるのかもしれない。しかし、自分から好きになる人の共通点には、フラッ

作品の純度を高める

作り手に余裕がないと、生き急ぐような雑さが作品に含まれる。片手間で結果を出そうとしたり、スピードで解決しようとしたりすると「思い」を感じない。やはり思いを込めることが大事なんだと思う。 詩にも絵にも音楽にも踊りにも、作者自身のエゴが含まれていると感じると見ていて聞いていて引っかかりを覚える。作品そのものへの愛情や完成度の高さよりも、自己主張のほうを優先しているように感じられて、自分を売り出すための道具として作品が利用されているところが引っかかりの正体なのだと思う。 より良