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”はじめてのMSI”の目的


noteの目的

このnoteの目的は、”MSIの魅力を知ってもらうこと”です。
MSIについてはこちらの記事をご覧ください。

MSIの「身体の動きを評価・治療する」というコンセプトは、理学療法士だけでなく、身体の治療に関わる人にとって大変役立ちます。
しかし、理学療法士の中でもMSIを知っている人は多くないです。
そのため、多くの人に、MSIの魅力を知ってもらい、日々の臨床・治療に少しでも役に立てればと思い、このnoteをはじめました。
ここでは、MSIを学んで良かったこと、どのような方にMSIは役立つのかについて私の経験をもとにまとめていきます。

MSIを学んで良かったこと

MSIと出会って、私の理学療法に対する考え方は大きく変わりました。
MSIと出会ったのは、理学療法士になって6年目の時です。
Nexus Motion大阪の小橋先生が、埼玉県で行った勉強会がきっかけです。
会場がぎゅうぎゅう詰めで、狭い中実技をやったことをよく覚えています。
そこで、MSIのコンセプトに衝撃を受けました。

それまで、機能解剖とバイオメカニクスをベースに日々の臨床を行ってきました。
やる気だけはあったので、大学院に行ったり、勉強会に参加したりとそれなりに頑張ってきたつもりでした。
しかし、MSIの「身体の動きを体系的に評価し、普段の動きを修正する」という考え方は、すっぽりと抜けていた視点でした。

もちろん機能解剖に基づき、組織学的な治療をすることも大切です。
実際、日々の臨床でも機能解剖の知識を活かして理学療法行っています。
しかし、きっかけがなく痛みが出現した方の問題を解決するためには、MSIの考え方が必要でした。
痛みが生じる前に、動きの問題があり、その積み重ねが痛みに繋がります。
ここを理解することで、日々の臨床で出会う方の問題解決に貢献できることが大きく増えたと感じています。

どのような方にMSIは役立つのか

ここまで読むと、MSIの考え方はクリニックに勤務している理学療法士だけに必要だと感じるかもしれません。
しかし、それだけではないと考えています。


身体の動きと痛みの関係を知ることは、
・ 脳卒中の方の肩や股関節の痛み
・ ご高齢の方の慢性的な膝の痛み
・ 離床後の腰の痛み
など理学療法士が日々の臨床で出会う、さまざまな痛みを理解するために役立つ考え方です。

もちろん、
・柔道整復師の方が出会う痛みの問題を抱えている方
・トレーナーの方が出会う痛みを抱えている選手
など身体の治療に関わる各職種の方にとって役立つ考え方です。

まとめ

今回は、このnoteを運営する目的と、私の経験をもとにMSIを学んで良かったこと、どのような方にMSIのコンセプトは役立つのかについてまとめました。
MSIは理学療法士および身体の治療に関わる方を通じて、身体の動きが問題で痛みが生じている方に役立つ考え方です。
多くの方に、MSIの魅力を伝えられるよう、発信を続けていきます。


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