まり@二人三脚で伴走する広報ウーマン。広報戦略立案からプレスリリース作成、取材など。海外PRも可能。

一部上場企業や外資系企業6社にて広報歴30年|広報サポート&トレーニング|B2B広報|…

まり@二人三脚で伴走する広報ウーマン。広報戦略立案からプレスリリース作成、取材など。海外PRも可能。

一部上場企業や外資系企業6社にて広報歴30年|広報サポート&トレーニング|B2B広報|ハイテク・半導体・オートモーティブなど|TOEIC955|温泉好き|海外32か国| https://flambeau.tokyo/

最近の記事

本当に「0円」でPRはできるのか?広報はコストがかからないのか?を検証する

皆さんこんばんは。広報歴30年のまりです。今日はちまたにあふれる『0円PR』という言葉。PRは本当に「0円=お金をかけずにでできるのか?」について私の意見を述べたいと思います。*ここではPR=広報の同義ととらえてお話します。 PR=0円とはどういうこと? 皆さんは広告をご存じですよね?雑誌をめくると、ウェブサイトを開くと、きらびやかで華やかな広告があふれています。広告は基本的にスペース(土地代)を払って、その上に好きなクリエイティブ(お家)を建てることに似ています。都心の

    • あらためて広報について・・・広報を知らない人が多すぎる

      広報を生業として長くいると自分の感覚が当たり前だと思ってしまう。それはいけない。なぜなら広報なんて全く関係ない世界に生きている人のほうが世の中にはきっと多いのだから。だからあえて本当に広報を知らない人のために改めて広報についてわかりやすく書いてみる。そもそも広報は戦後GHQが持ち込んだ言葉「パブリックリレーションズ ”Public Relations”」の訳語だって知ってましたか? 1.広報=広告じゃないまずその1。広報は広告ではありません。言葉は似ていますが、似て非なるも

      • フリーの広報パーソンとして始動開始 私にできること。

        こんにちは。あらためましてよろしくお願いします。広報活動を中小企業の経営者に提供していきたい広報のまりです。 今日は30年の広報歴を活かし、中小企業の経営者にとって頼れる「外部広報部長」を目指しています。私にできること、得意なこと、お任せいただけることをいくつかご紹介したいと思います。ここに書いていないからと言って「絶対ムリ」ということはないと思いますので、ぜひお気軽にご相談いただければ嬉しいです。 私にできること。 広報広報と言ってますが、実のところ、広報だけやってい

        • お久しぶりです。最近どうしていたかというと・・・マレーシアに移住してました!

          光陰矢の如し ガーン。 気づけば1年以上Noteをほったらかしにしておりました。お久しぶりでございます。それにしても月日の経つのは早いものです。この1年と数か月の間、私はいったい何をしていたかというと、こんなことをしておりました。 大忙しの私と娘と息子の1年2か月 2021年10月 娘のマレーシア留学のための準備 2021年10月~2月 5年務めたドイツ化学メーカーを退職するにあたっての準備 2021年3月末 娘と息子の教育のためマレーシアに移住するために退職 2

          広報の仕事 その6 外資系広報ー①外資系PR代理店での仕事の仕方

          新卒で広報宣伝部・広報室に配属になったことがきっかけで、以来、アメリカに留学したり、転職し、業界を変えながら広報の仕事を30年近くやってきました。 広報にはさまざまなタイプの仕事があり、大変幅も広いし奥も深い、非常にやりがいのある仕事です。 今日は私が長いこと仕事をするフィールドとしてお世話になっている外資系企業における広報について書いてみようと思います。外資系と一言で言っても様々な業界があるので、あくまで私が携わった業界に関する話になります。また、インハウス(企業内広報

          広報の仕事 その5 「危機管理広報」について

          新卒で広報宣伝部・広報室に配属になったことがきっかけで、以来、会社を変え、業界を変えながら広報の仕事を30年近くやってきました。 広報にはさまざまなタイプの仕事があり、大変幅も広いし奥も深い、非常にやりがいのある仕事です。 今日はちょっとお堅いテーマですが「危機管理広報」について書いてみようと思います。危機管理広報って何?キラキラしたイメージの製品広報や製品PRをご存知の方は多いと思いますが、危機管理?なんだそれ?と思われる方も多いかもしれません。リスク・コミュニケーショ

          広報の仕事 その4 「広報イベント」お笑い芸人さんの現場での対応力

          新卒で広報宣伝部・広報室に配属になったことがきっかけで、それ以来、会社を変え、業界を変えながら広報の仕事を30年近くやってきました。 広報にはさまざまなタイプの仕事があり、大変幅も広いし奥も深い、非常にやりがいのある仕事です。 私の長女がちょうど中学3年生なのですが、これから自分の将来について考えるであろう時期に差し掛かっています。そんな娘や、娘と同年代の中高生の皆さんにわかりやすく自分の仕事について紹介したいと思いました。これから数回に渡って、広報の仕事に興味がある中高

          広報の仕事 その3「企業広報とブランディング」

          新卒で広報宣伝部・広報室に配属になったことがきっかけで、それ以来、会社を変え、業界を変えながら広報の仕事を30年近くやってきました。 広報にはさまざまなタイプの仕事があり、大変幅も広いし奥も深い、非常にやりがいのある仕事です。 私の長女がちょうど中学3年生なのですが、これから自分の将来について考えるであろう時期に差し掛かっています。そんな娘や、娘と同年代の中高生の皆さんにわかりやすく自分の仕事について紹介したいと思いました。これから数回に渡って、広報の仕事に興味がある中高

          広報の仕事 その2「製品広報」

          新卒で広報宣伝部・広報室に配属になったことがきっかけで、それ以来、会社を変え、業界を変えながら広報の仕事を30年近くやってきました。 広報にはさまざまなタイプの仕事があり、大変幅も広いし奥も深い、非常にやりがいのある仕事です。 私の娘や、娘と同年代の中高生の皆さんにわかりやすく自分の仕事について紹介したいと思い書き始めました。前回に続き、今後数回に渡って、広報の仕事に興味がある中高生、あるいは大学生の方にわかりやすく「広報の仕事」についてお伝えしてまいります。 今日は前

          広報の仕事 その1

          新卒で広報宣伝部・広報室に配属になったことがきっかけで、それ以来、会社を変え、業界を変えながら広報の仕事を30年近くやってきました。 広報にはさまざまなタイプの仕事があり、大変幅も広いし奥も深い、非常にやりがいのある仕事です。 私の長女がちょうど中学3年生なのですが、これから自分の将来について考えるであろう時期に差し掛かっています。そんな娘や、娘と同年代の中高生の皆さんにわかりやすく自分の仕事について紹介したいと思いました。これから数回に渡って、広報の仕事に興味がある中高

          アメリカでのインターンシップ経験

          皆さん、こんにちは。お読みいただきありがとうございます。今日はアメリカでのインターンシップ経験について書いてみようと思います。 初めてのインターンシップ ロングアイランド・NY米国大学院留学2年目の夏休み、インターンを初めて経験しました。これは、夏休みの間、大学外の企業などでインターンを行うことで、授業の単位として認められるものです。自分で企業は見つけてきて話をつけなくてはなりません。何のつてもなかった私は、前職カメラメーカーでお世話になった上役の方に、マンハッタンから2時

          オンライン会議でファシリテーターを上手にやるコツ ~これであなたもファシリテーションの達人!~

          広報・コミュニケーションの仕事をしております。コロナ禍でオンライン会議やオンラインでのイベントが増え、ファシリテーターをする回数がぐんと増えました。それまではみんなの前に立って話をすることが多かったですが、オンラインだとみんなの顔が見えない時もあり(カメラ・オフの場合)、参加者の反応や「場の空気」が感じられないことも多く、不安を感じながら進行する、ということもありました。またクラブハウスでもモデレーターを何度かやらせていただく機会もあり、そちらは本当に声だけなので、さらに相手

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          アメリカ大学院留学生活 その3 アメリカ学生のパーティーと1セメスターの恋

          アメリカ大学院留学生活 その3 その2からだいぶ時間があいてしまいました。こんな昔の話、誰か面白がる人いるのかな・・・と思いながら徒然なるままに綴っておりますが、意外とスキしていただけて嬉しい限りです。調子に乗って「その3」も記憶をたどって綴ってみたいと思います。 前回、どれだけ私が英語ができなくて毎夜枕を濡らし、ライティングセンターに通い詰めだった日々を書きました。今回は、その後、どのように英語ができるようになっていったのか、について書いてみたいと思います。 アメリカ

          アメリカ大学院留学生活 その3 アメリカ学生のパーティーと1セメスターの恋

          アメリカ大学院留学その2

          こんにちは。今日は春めいた一日のホワイトデーでしたね。来週末には桜が開花しそうな暖かさです。 さて、前回に続き、四半世紀以上も前のアメリカ大学院の留学時のことを思い出しながら綴ってみたいと思います。 カルチャーショック Ithaca Collegeというマンハッタンから4−5時間車でかかる、ど田舎にある学校でした。Cornell大学が有名ですね。小高い丘の上にあって、広いキャンパスでした・・・広すぎて、歩いて回るのは大変だったので、あまり隅々まで歩いた記憶がありませんw

          アメリカ大学院留学 その1

          いつもお読みいただきありがとうございます。今日は前回の続き、最初の日系カメラメーカーを退職し、アメリカの大学院に留学した時のことを、これまた四半世紀前の話なので、今とは状況も違うのかもしれませんが、これから留学を考えている方に少しでもお役に立てばと思い、徒然なるままに綴ります。 サマースクールinコネチカット 私が留学した1996年夏、コネチカット州のイエール大学の大学院準備コースというものに2ヶ月ほど参加しました。周りはイエールの大学院に進む方、各地の大学院に進む方、さ

          カメラメーカーで広報を始めた頃のお話

          こんな昔の話が、一体誰のためになるのかわかりませんがw、自分の広報活動を振り返る棚卸し作業の一環として、約30年ほど前に、私が初めて広報に出会った当時のことを思い出しながら徒然なるままに綴ってみたいと思います。 女性だけコース別採用、総合職採用があった時代 大学卒業後、私がその日系の大手精密機器メーカーに就職したのは1992年のことでした。当時は女性だけ、総合職と一般職というコース別採用がどの会社にもあり、総合職は男性と同じように残業も転勤も異動もあるよ、という条件のもと